就職までの流れ »
海外就職の体験談
シンガポールでの就職を実現した皆さんに、体験談をお聞かせいただきました。
三宅素子さん(30代)
- 勤務先: 外資系物流会社
- 業務内容: 日系企業向けのバックオフィス業務
- 就職のきっかけ: 求人、選択肢の多さと生活水準の高さに惹かれました。…
- 渡航前準備: 面接に自信がなかったので、プレゼン力を磨くセミナーに参加したり
モデルスクールに通ったりしました。… - 全体の流れ: 履歴書を準備→興味のある企業に応募→適正試験→書類通過した企業と面接
日本と同じですが、テンポはものすごく早いです。… - 現在の仕事: 日本のお客様への請求管理を担当しています。
とてもフラットな環境です。
マネージャーに対しても自分の考えを自由に発言でき、ちゃんと聞き入れてもらえます。
やるべきことをやって努力すれば、年齢、性別、キャリアに関係なく
正しく評価されると感じました。… - シンガポール生活(1日の流れ、生活の良い点・悪い点): 1日の流れ:
出社→朝のミーティング→日本のお客様への電話連絡→担当案件の処理
→ランチタイム(時間は決まっていません)→お仕事終了→近くのホーカーズで食事
→帰宅
生活のいい点:
間借りになりますが、東京でワンルームを借りる程度の家賃で
コンドミニアムと呼ばれるプールやジムの付いたホテルの様な
マンションに住んでいます。私の暮らしている所は家賃に光熱費も込みで
住み込みのメイドさんがお掃除、洗濯など身の回りのお世話をしてくれます。
安く外食ができ、交通費も安いので日本よりも生活の質が上がったと感じます。
悪い点:
職場ではほとんど問題ありませんが、
レストランやお店など英語のなまりが強く苦労しました。
私はオーストラリアで英語を勉強したのですが、こちらの話す英語も
なかなか理解してもなくて大変でした。… - SDSについて: SDSはその人に最適の案件を厳選して紹介して下さるので、
とても効率良く就職活動ができたと思います。
紹介頂ける案件は多くても、自分の経歴や希望にマッチしていないものばかりでは
時間の無駄になってしまいますので
時間を節約したい方には是非お勧めします。… - アドバイス: 「私に海外で就職なんてできるのだろうか?」
となかなか一歩を踏み出せない方もいらっしゃるかと
思いますが、その一歩を踏み出す勇気と、一生懸命さが相手に伝われば大丈夫だと思います。
日本ではできない経験や出会えない人達が待っているので、是非挑戦してみて頂きたいと思います。…
窪内千寿子さん(30代)
- 勤務先: 外資系企業
- 業務内容: 対日系企業カスタマーサポート
- 就職のきっかけ: 初海外旅行がシンガポールで、印象が良かったので、一度住んでみたかったから。…
- 渡航前準備: ・シンガポールの就職情報
・人材紹介会社へ登録
・英文履歴書
・英文卒業証明書
・英語面接に備え、面接で質問されそうな事を英語で言えるようにしておく… - 全体の流れ: シンガポールでの就職を考え始めた時に、人材紹介会社と連絡をとりました。
すぐに仕事のご紹介を受け、シンガポールの渡航日が決まると同時に面接の
日取りも決まり、到着3日後に面接を受けました。
その2日後には採用が決定し労働許可も下りました。… - 現在の仕事: 外資系企業にて勤務
特徴は同僚が多国籍という点です。異文化(異宗教)の混じりあった職場は刺激も多く
楽しいです。
私の所属チームはシンガポール人、マレーシア人、中国人、タイ人、そして
日本人で構成されています。
アジアパシフィック統括部署ですので、各国の ビジネスモデルに触れる機会があり、
日本との差を日々実感しています。
国が変われば物事に対しての考え方が非常に異なります。
日本では当たり前の事が、こちらでは当たり前ではありません。
それを押し付ける事も出来ませんし、期待しても無駄です。
仕事をする上では上手くコミュニケーションを取ると共に臨機応変に対応するがあります。… - シンガポール生活(1日の流れ、生活の良い点・悪い点): 7時 起床
8時半 出勤
17時半 仕事終了(いつも18時から18時半になります)
19時過ぎ 帰宅
夕食(基本的に自炊ですが、日本より外食が安いのでテイクアウェイする事もあります)
22時 メールのチェックや勉強など
1時 就寝
生活のいい点
・シンガポールは他国に比べて日本食が簡単に手に入ります。
・高島屋や伊勢丹もあり、日本よりは少しお高くなりますが、食材には困りません。
・交通費も驚くほど安く、交通網が発達しているので便利です。
・中国語で話しかけられる事も多々ありますが、英語が通じます。
・郵便局や銀行も土曜午後2時まで開いているので、平日
忙しくても土曜に行けます。
生活の悪い点
・日本人には住みやすいので、特にありませんが、強いて言えば、家賃です。
・1人暮らしは非常に難しいので、フラットシェアしないといけません。
… - SDSについて: SDS様にお世話になったのは、シンガポールでの3度目の就職活動の時です。
複数の人材紹介会社に登録すれば、ご紹介いただける案件が増えるので、
3度目の時にご登録させていただきました。
SDS様に登録した時には既に、他社より仕事のご紹介を何件かいただいておりましたが、
仕事の詳細が明確ではなく、いざ面接に行ってみると、実は中国語が話せる人が欲しい
と思っていた、や、総務募集という事で面接に行ったのに、人事に力を注いでくれる方を
探しています、など、仕事内容及び求める人材に記載されている内容と異なる事が多々
ありました。
しかし、照沼様がご紹介下さった仕事は全て細かな仕事内容が記載されており、
直ぐに仕事のイメージが沸きました。
実は、今の仕事をご紹介していただいた時に、他2社から同じポジションのご紹介を
受けておりましたが、内容が不明確だったので保留にしていたのです。
限られた時間の中での就職活動になるので、企業側が求める人材をちゃんと
把握している人材登録会社との出会いも、シンガポールでの就職活動のキーになります。
SDS照沼様には本当に感謝しております。 … - アドバイス: 日系企業で日本語での面接という事でいざ行ってみると、簡単な英語テストや英語面接
というのは珍しくありません。
面接に備え、英語で答える準備をしておくべきです。
また、日本では一般事務と呼ばれていても、こちらではもっと細かい職種に分かれています。
自分は何ができるのか、明確にしておく方が有利だと思います。
あとはヤル気です。
シンガポールは日本よりチャンスがあるので、ヤル気もって臨めば、色々な道が開けてます。
ヤル気をもって頑張って下さい。…
中村真理子さん(20代)
- 勤務先: 日系企業
- 業務内容: 経営企画サポート
- 就職のきっかけ: 学生時代から海外旅行が好きで、海外就業体験をしたいと常々思っていましたが、いわゆる英語圏(カナダ、アメリカ、AUS、NZ、UK等)はビザの問題等あり、安定して働くには現実的でないと思い、半ば諦めていました。
そのような際、シンガポールという国は公用語が英語であり、生活水準も他のアジア諸国と比べ日本とあまり変わらず、また日系企業も多くビザも下り易いと知りましたので当地での就職を考えるに至りました。… - 渡航前準備: ・各種証明書のコピー(卒業証明書、成績証明書、各種資格)
・海外旅行保険… - 全体の流れ: 1、SDSさんや他の紹介会社さんへ履歴書・職務経歴書(日英語)を送付
2、シンガポールへの渡航時期の決定
スカイプ等で決まる場合もあるようですが、ほとんどの企業は直接オフィスへ伺うことが必須と思います。シンガポールを訪れたことがない方などは、現地の様子を知る意味でも一度は滞在経験をした方がよいと思います。
3、滞在中に数社面談→内定
日数に余裕があったので、部屋も決めてきました。
4、当時勤務していた会社の退職準備
5、シンガポールへ再渡航→就業開始
… - 現在の仕事: 日系の会社で経営企画部に所属しています。名前の通り、経営に近い場所で日々業務を遂行しているので大変ダイナミックな環境です。
このポジションに配属されたのは、日本人であることと英語力だと思います(本社とローカルスタッフ間の重要な橋渡し役)。
私の経歴や年齢を鑑みると、日本の企業ではこのようなチャンスは巡ってこなかったと思います。… - シンガポール生活(1日の流れ、生活の良い点・悪い点): 1日の流れ:
9時始業~5時45分終業
(残業はほとんどありませんが、プロジェクトによっては頻繁に出張に出るときもあります)
生活のいい点:
・安全でコンパクトな国なので、大変住みやすいです
・日本よりも便利な生活を送れると思います
・日本食や日本食在、日本人コミュニティもたくさんあるので、困ったり寂しくなったりすることもあまりないと思います
悪い点:
・高いインフレ率でしょうか。給料の昇給幅がインフレ率に追いついていないように感じます。
特に家賃は相当高いですので、学生でなくとも現地採用の場合はほとんどが他人とシェアしなければなりません。
また、大家とのトラブルも多かったりしますが、一方で友達が作りやすかったり、日本人以外とシェアした場合は他文化を知ることが出来るという利点もあると思います。… - SDSについて: シンガポールには数多く紹介会社がありますが、その中でもSDSさんは一番熱心に求職者の話を聞いてくださいます。
その結果、希望と適性に合う案件をご紹介頂けるので、書類選考から内定まで早いと感じました。
また、内定後のフォローアップも大変丁寧です。一度転職で迷った時期に突然ご相談した経緯があるのですが、その際もじっくり話しを聞いて下さり、営利目的でない客観的なアドバイスを頂きました。
1時間以上も電話口でうだうだと相談する(愚痴をこぼす)私の話を聞いて下さったことは今でも感謝しきれません。… - アドバイス: シンガポールには本当に様々な企業があると思います。お給料や福利厚生、将来的なキャリアアップの可能性も日系、ローカル、外資でそれぞれ異なります。
たくさんある選択肢の中で、上記項目を十分に考慮した上でベストと思う会社に入り、キャリアを積むことをお勧めします。慎重になりすぎるぐらいでもいいと思います。…
S.T.さん(30代)
- 勤務先: 日系メーカー
- 業務内容: テクニカルサポート
- 就職のきっかけ: 前職では6年ほど国内向けの技術職についていましたが、
異動により海外事業企画、営業サポート(東南アジア向け)を
合わせて2年半ほど経験しました。その時に日本と現地との
コーディネーター的な役割よりも現地で状況を肌で感じたいと
思ったことが海外での転職を考えるようになったきっかけです。
国は英語が公用語として使えるということで、
マレーシアかシンガポールを選択肢にしました。… - 渡航前準備: ・履歴書(英文、和文)
・職務経歴書
・卒業証明書
履歴書、職務経歴書は、大学卒業以来約9年同じ会社にいたためか
客観的な自分のアピールポイントがわからず、キャリアコンサルタントの
方に相談しながら作成しました。… - 全体の流れ: 2012/10上旬 SDSさんに登録、スカイプ面接
2012/10//7~10/10 シンガポールへ行き面接
2012/10/19 内定
2012/12末 当時の会社を退職
2013/1上旬 現職にて働き始める
他の人材紹介会社経由も含めて全体で受けた面接は全部で3件。… - 現在の仕事: ・現在のお仕事(内容、日本と違う点)
日系素材メーカにて技術サービスとして、製品の選定や納入立ち合い、
アフターサービスに対応しています。
担当エリアはシンガポール含む
東南アジア、インド、オセアニア。日本(前職)と違うところは客先が
日系に限らず現地、外資の会社が含まれること。… - シンガポール生活(1日の流れ、生活の良い点・悪い点): 1日の流れ
6:30 起床
7:50 家を出る、朝食は家で取るか、家の近くのお店で食べる
9:00~17:30 業務時間
大半は社内業務で技術計算や運転データのチェック
週1度程度、客先の現場訪問やミーティングが入る
出張は2か月に1度程度
19:00 帰宅
帰宅後はダンスのレッスンやジョギング、友人との食事など
11:00 就寝
生活のいい点:
・前職ほどの残業時間がないので平日に自分の時間がとれる
・「こうしなきゃいけない」という同調圧力があまりないので気楽
・だいたいのものは手に入る、生活レベルは日本と変わらない
悪い点:
・室内の冷房がきつい
・日本並のサービス、正確さはない(私は気になりませんが)
… - SDSについて: 丁寧にまた親身に対応して下さいます。
技術系の既存案件はなかったにもかかわらず、
関連する企業へ履歴書を送って確認して下さいました。
お陰で前職と同じ業界の仕事に就くことができました。… - アドバイス: 自分の失敗談ですが、面接で緊張しすぎたのと2次面接があると思っていたので
会社の雰囲気や仕事内容について聞き忘れていたことが色々あり、
内定を頂いてからSDSさんを通して確認してもらい、相手を待たせてしまいました。
自分が聞きたい内容を前もってチェックしておくことは大切だと思います。
日本から活動している人は、一度来てみて実際の生活をイメージして
みるのもよいと思います。またシンガポールはビザに関する基準が
よく変わるので、都度エージェントへ確認してみてください。…
矢崎早人さん(40代)
- 勤務先: 日系大手物流会社
- 業務内容: IT Business Solution Manager
- 就職のきっかけ: 5歳の娘がマレーシア・ジョホールバルのインターナショナルスクールに母子留学することになり、父親である私も近くにいられるようにジョホールバルもしくはシンガポールで就職することを考えました。…
- 渡航前準備: 履歴書(日文・英文)、職務経歴書のほか、TOEICを複数回受験してスコアを上げました。幸運にも渡航せずにスカイプ面接のみで内定をいただきました。渡航前は上海の事業会社で8年半ほど副総経理をしていましたので、渡航までの間は仕事の引継ぎを丁寧に行いました。…
- 全体の流れ: 2017年2月 大手人材紹介会社複数社に
登録、履歴書と職務経歴書を作成
2017年8月 SDSに登録、
職務経歴書は常にアップロード
2017年10月 現在就業している会社と
スカイプ面接、内定をいただく
2017年11月 シンガポールの就業ビザ(EP)が
下りる、退職届を提出
2018年1月 新職場へのご挨拶と部屋探しのため
シンガポールへ渡航
2018年2月 新職場での就業開始
※エントリーした会社数30社以上、
面接した会社4社… - 現在の仕事: 日系大手物流会社倉庫のIT Business Solution Managerとして新システムの立ち上げやメンテナンス、倉庫のオペレーションの改善、人材育成、営業サポート、各種統計資料のとりまとめ、ビルマネジメントサポート等を行っています。日本や中国と違うところは、他民族のスタッフで構成された職場であることです。また、隔週で土曜日の半日出勤があること(シンガポールでは割と一般的なようです)。…
- シンガポール生活(1日の流れ、生活の良い点・悪い点): 1日の流れ
6:30 起床
7:45 家を出る、近くのMRT駅から会社の
通勤バスに乗って倉庫に出勤
8:30~17:45 業務時間
19:00 夕食を済ませて帰宅
帰宅後は業務時間にやりきれなかった仕事を行う
23:00 就寝
※週末はマレーシア・ジョホールバルに移動し、妻と娘と一緒に家族の時間を過ごす。
生活のいい点
職場でも生活の場でもマンダリンが使えること。職場では英語の他にマンダリンで会話すると相手に親近感を持ってもらえるメリットがあります。
また、中国に比べて空気がきれいで湿度が高いこと。肌が若返ったような気がします。
街中に緑が多いこと。
生活の悪い点
MRTのスピードが遅く時間がかかること。
また工事等でよく止まること。
買い物の支払いの際のレジでの行列が長いこと(中国ではほとんど電子決済だったので並ぶ時間が短かったため)。
… - SDSについて: 照沼さんと私は同世代で出身地も近く、とても親近感を持てました。また、面接の手配やその後のビザ申請に関する連絡なども迅速かつ細やかにアドバイスいただき大変助かりました。
他の人材紹介会社から紹介いただく案件は、エージェントの方が求人企業の状況やニーズをよくご存じないまま紹介いただくことがありましたが、照沼さんは求人企業とよくコミュニケーションを取られた上でご紹介いただけるので、とても安心感がありました。… - アドバイス: シンガポールに限った話ではないと思いますが、ぜひ諦めずに活動を続けてください。特に40代以上のミドルの転職は以前よりもチャンスが増えたとはいえ簡単ではありません。目の前の案件で一喜一憂せず、広い視野で最適な就職先をお選びになることをお勧めします。…
呉 書栄さん(20代)
- 勤務先: 日系商社
- 業務内容: 営業職
- 就職のきっかけ: 私は大学時代、経営学を専攻としており、将来経営する立場になりたいと思っておりました。将来、多種多様な人材をマネジメントできるよう、若いうちから国際的に活躍できる幅を広げるため、社会人の土台を民族多様性のあるシンガポールで作る事が最適と思いました。多種多様な仕事仲間と働く事で、異文化の人が持つ考え方を理解でき、その土台が今後経営する立場となるためへの自分の力となると思います。…
- 渡航前準備: シンガポールで職探しとなると、やはり現地での就活が好ましい為、お金はかかります。シンガポールの物価は東京より高いので、ある程度の資金準備は必要です。…
- 全体の流れ: 来星前に人材紹介会社へ登録し、興味のある求人情報へどんどん応募していきました。人材紹介会社との面談やセミナー等、情報を得ながら結果的には内定を得るに二か月程かかりました。…
- 現在の仕事: 現在、縁があり、日系の商社で働かせていただいております。
主にインドネシアにある工場への部品調達、仕入先との納期調整、お客様へのフォローアップをしております。… - シンガポール生活(1日の流れ、生活の良い点・悪い点): 1日の流れ:
7時 起床
8時 出勤
8時半 会社着
会社の休憩室で朝食をとります。
9時 始業、メールチェック、部品の納期連絡、部品の
見積もりを仕入先へ頼みます。
12時 ランチ休憩
13時 仕入先と打ち合わせ、主に部品の
改善点や、納期情報の確認です。
15時 必要部品の注文書を提出。
16時 工場から送られる在庫数レポートを整理し、足りない部品を弊社シンガポール倉庫から輸出するよう連絡します。
17時 1日のレポートを書き、上司に提出し、終業。
18時 自宅近くのホーカーにて晩御飯。
19時 自宅に戻り、ドラマ鑑賞、読書後睡眠。
生活のいい点:
私は大学時代中国に留学していた事もあり、北京語ができますが、シンガポールがこんなに北京語を使う機会があるとは思ってもおらず、その為現地の人とのコミュニケーションに役立つ事ができ、嬉しいですね。
シンガポールの治安や環境は日本と比べても遜色無く、インフラも充実しており、生活はとても便利です。
悪い点:
しょうがないのですが、やはり物価が高いのは困りますね。スーパーでも週末セールなどは無く、ある程度出費が多くなる事は覚悟しなければいけません。
賃貸住宅についてもですが、敷金はもちろん、住まいを探したりする際にはエージェントを使うのが一般的ですが、エージェント費等も使用者が支払わなくてはなりません。日本でいう一般的な不動産が無いのも不便な点ですね。… - SDSについて: SDSのエージェントは、とても親切に対応していただきました。仕事情報以外にもシンガポールのビザ取得等の最新情報や住まいの情報を教えていただき、就活の役に立ちました。
シンガポールで就職できたのも、SDSの紹介があったからで、自分の人生の分岐点となったシンガポール就職の手助けをしていただき、感謝しております。… - アドバイス: 「案ずるより産むが易し」、実際にシンガポールでの生活はどんな感じか、先に知っておく事が良いと思います。
シンガポールで仕事をしたいと考えたら、一度シンガポールへ旅行しながら、現地の空気に慣れてみるといいですね。…
小原祐樹さん(30代)
- 勤務先: 日系IT企業
- 業務内容: 営業職
- 就職のきっかけ: 日本国内では、日系IT大手で9年間勤めていたが、
良い商品やサービスがたくさんあるのにも関わらず
日本国内という市場の飽和により利益を削っていく価格競争を余儀なくされる
シーンを多く目の当りにして、若い人が新しい市場を開拓していくことが
日本への貢献だろうと思い海外、特に東南アジアへの就職を考えました。
加えて個人のスキルとして英語を身につけたかったのと、収入レベルを考える事で
シンガポールに絞り込まれました。… - 渡航前準備: 転職活動にあたり、こちらは内定から出社までのスピードが早いので、
活動と並行して現職との調整も進めておく必要があります。
本来であれば新しい職が決定後に現職へ退職意思を伝えるというのが
ベストですが、日本の職場で1か月ですんなり辞めるというのは
なかなか難しいと思います。
私の場合、当時の職場では、その期が終わるまできちんと最後まで
やりきって、更にその後に良い形でお客様の引き継ぎもしたかったので、
当時の上長へ退職意思を伝えた際、4か月後を目途にという事であらかじめ合意した上で
シンガポールの企業との面接を実施しました。
こちらの企業にとっては、いつから来れるかというのが明示できる事が
大切なので、やると決めたら前を向いて、勢いを以て取り組むべきだと思います。
素晴らしい成長環境ですし、会社に依らない独立心を自分の中に養えるという点も含め、
十分に見返りがある選択の一つだと思います。… - 全体の流れ: 1)SDSに登録
2)ポジションの紹介を受ける
3)Skypeで現地企業と日本から一次面接を実施
4)一次面接を通った時に当時の上長へ退職意思を伝える。
5)二次面接(Skype)
6)現地で最終面接 → 内定
7)熟考~周囲(家族関係)への根回し(3日で実施)
8)内定後1週間以内に入社の意思を伝える
… - 現在の仕事: 総合的ICTシステムインテグレータの営業として、
主に日系企業様へ最新のITプロダクト、サービスを提案しています。
日系企業様の現地法人や支店のため、国内と違いマネジメントとの距離が
本当に近く、お客様のこちらでの経営課題に一緒に向き合う中で、
業界の事もいろいろと教えていただけますし、それに対して
ITのプロフェッショナルサービスをお客様に合わせて考えて提供するという
プロセスを経て本当に成長する事ができます。
シンガポールは既にインフラも整い、競争も激しく、また大企業においても
日本の本社などと違って人も多くないため、入社後に各個人に課せられる
ミッションはタフな事も多いです。それを楽しむため、目的意識は必要だと思います。
また、英語でのコミュニケーションは必須ですが、臆さないで話す事が最も肝心です。… - シンガポール生活(1日の流れ、生活の良い点・悪い点): 1日の流れ:
生活のいい点:
どこに行くにも近いし、タクシーや公共交通が本当に便利です。
それに、日本人のコミュニティもたくさんあり、何かしようと思ったら
すぐに仲間が見つけられるのも良いです。
悪い点:
みんな言うと思いますが物価は高いです。特に日本食、日本製品。
フードコートの食事は安いので、ローカルの食事でも生活できる事は
必要だと思います。私は好きです。… - SDSについて: 照沼さんはシンガポールの事をよくご存じのため、
色々な事をざっくばらんに聴けます。
また、正直にいろいろと教えてくれるので、
悩んだら相談してみるといいと思います。
政治の施策上、外国人がシンガポールで働くための
クライテリアが上がってきている事もあるため、
行く行かないの前にそもそも行けるのか、という問題もありますので、
まずはとにかくプロに相談です。… - アドバイス: 日本でも年功序列の時代は終わり、流動化が進みスキルベースの雇用市場に
進みつつあります。そして、今いる企業、そして日本の外に出る事でわかることが
たくさんあります。
ここをご覧の方は現在の仕事をおやめになってシンガポールで働くことを
少なからず現実的に検討されている方のはずです。
もし現在の仕事に一生従事するイメージが無いのであれば、
英語もビジネス環境も、またコネクション作りにおいても非常に成長できる
環境ですので、トライすることをお勧めします。
…
H.K.さん(30代)
- 勤務先: 日系物流会社
- 業務内容:
- 就職のきっかけ: 英国の大学院留学をきっかけに海外就職に興味を持ち、新卒から従事した日本国内物流業務での経験を活かせるアジアの物流ハブであるシンガポールで、アジア各国の成長市場の現場の経験を培いたかったからです。…
- 渡航前準備: シンガポールの日系人材紹介会社への登録と面談予約
英文履歴書、和文履歴書&職務経歴書、推薦状
内定時の各種必要書類の準備(英文卒業証明書、パスポート、等)
渡航までに応募した企業研究、面接で頻繁に聞かれる質問に対する回答の準備、自分自身の強みや弱みの棚卸等。
… - 全体の流れ: シンガポールへ渡航が決まる2か月前に、人材紹介会社へスカイプ/電話面談にて登録し案件を紹介してもらい、渡航日に合わせて面接日の調整をしました。
渡航日の一週目に数社面接を受け翌週初めには最終面接をして内定がでました。渡航前の事前応募等の期間を含めて、約4週間で内定がでました。… - 現在の仕事: 南アジア地域統括本部の開発営業部に所属していました。物流ハブのシンガポールであるだけに、当地へ地域統括本部を置く物流企業は多く、私が勤務していた日系物流会社も同様にシンガポールから各国のオペレーションや営業活動を統括していました。
シンガポールで勤務する醍醐味は、内需が小さい分、国外の取り扱いが非常に多く、国境を越えた物流提案を日常的に行うことができ国際物流の面白みを実感できました。
その分、日本のようにすべてがきっちり言われた通り出来上がるのは難しい面もあり、様々な人種や文化の違いに対応して業務をこなす柔軟性と忍耐強さが必要になります。… - シンガポール生活(1日の流れ、生活の良い点・悪い点): 一日の流れ
7:00起床
8:10 出勤して、会社で朝食
8:30-18:00業務時間(残業はプロジェクトによるが基本は自己裁量)
19:00-20:00帰宅
23:00就寝
生活のいい点
・安全で治安が非常にいいところ
・交通・通信等インフラが整っていて、とにかく便利
・大体のものは手に入るため、日本の同等の生活ができる
生活の悪い点
・年中夏の気候のため湿度が高く、靴などのものが長持ちしない
・家賃が高いだけでなく、その額に見合った品質の高い家を探すのに苦労する
・物価が高いところ
… - SDSについて: シンガポール就職をしようと決めた時、登録した人材会社の中で一番レスポンスが早かったのがSDS様でした。
自分の経歴や希望がどの業種、職種が自分に合っているか、また中長期的なキャリア形成を踏まえたアドバイスを丁寧かつ親切にしていただき、納得した上で就職することができました。
現在は日本へ戻り新たな出発をすることになりましたが、このシンガポール就職の経験があったからこそ進める道を切り開けたと、今では思います。就職とはご縁だと助言いただいたことを改めて実感しており、SDS様には心より感謝しております。… - アドバイス: シンガポール就職は、年々ビザの取得が難しくなっているとは言え、その他欧米諸国に比べると比較的就職しやすいので、海外就職をしたいと思われる方にはお勧めです。
しかしながら、日本のように終身雇用制が無い社会であるため、自己価値を高めるにはスキルアップが欠かせません。選択肢はたくさんありますが、しっかりと自分にあった会社選びをする必要があります。…
Y.K.さん(20代)
- 勤務先: IT関連企業
- 業務内容: 契約管理業務
- 就職のきっかけ: 英国の大学を今年(2018年)に卒業し、新卒切符を手にしていた私にとって、このまま海外就職をするのか、帰国し日本で就職するかという選択でかなり自分なりに迷いました。
特に何がしたいのかということが明確にあるわけではなかったのですが、留学を通して異文化に触れる楽しさを知り、社会人になっても多様性のある環境に身を置きたいと思い、海外就職を決意しました。少々飽き性である私、4年間居た英国生活にはもう慣れてしまい、新しい環境で新生活を始めたいと考えていたこともあり、英語圏かつ、活気のある国で考えていくとシンガポールが私の選択肢に残りました。
さらに留学時に出会ったクラスメイトの親友がシンガポールというご縁もあり、就活地をシンガポールに決めた後からは、SDS照沼さんの支援もあり、あまり不安なく進めることができました。… - 渡航前準備: ①履歴書(日本語・英語)
②卒業証明書2つ
私の場合、短大と大学の卒業証明書
③証明写真
就活用と就活後用を用意しました。
就職後、必要無い方もいらっしゃるかもしれませんが、後に会社で社員カードを作る際に証明写真を持参するよう言われたので役立ちました。
現地のショッピングモールにインスタント証明写真ブースがありますが、来星してすぐの時期は家探し、銀行開設などでわりとバタバタすると思います。
事前に準備できるものは揃えておいてもいいかもしれません。
④パスポートのコピー
⑤生活費
(新卒の私の場合)
およその多めの家賃(1300×2ヵ月分)+デポジット(たいてい家賃1ヵ月分)
+その他2か月分の生活費
来星して一か月くらいは、新しい環境にも慣れないので出費がかさむと思うので、準備できる金額が多いに越したことはないと思います。
私の場合は新卒なので、2ヵ月くらい余裕をもって生活できるくらいの生活費を準備しました。
家賃はシンガポールの日本人コミュニティーサイトやフェイスブックなどから、だいたいの相場が分かると思うので、自分である程度は下調べできると思います。
… - 全体の流れ: …
- 現在の仕事: 私の所属するチームには数名日本人も在籍していますが、メールのやり取りなどを含むコミュニケーションは全て英語です。英語・中国語・日本語の案件などをチーム内で翻訳しながら契約内容に不備がないかをチェックします。…
- シンガポール生活(1日の流れ、生活の良い点・悪い点): 1日の流れ
6:30 起床
8:30 出勤 (メールチェックと共に会社にあるシリアルを食べる)
11:30 ランチ(通常一時間ですがだいたい13時まで)
17:30 仕事終了(月末以外はだいたい定時で仕事を終え帰宅できる)
19:00 ズンバ (ラテン系のダンスエクササイズ)
20:30 フードコートにて夕飯
00:00 就寝
生活の良い点
・人がフレンドリー
現在住んでいるコンドの管理人のおじさんや通勤に使用しているバスの運転手さんは、とても気さくな方で、毎日「ハーイ!」だったり、たまに世間話で盛り上がったりと、とても優しいです。いきつけのホーカーであれば、店員さんと仲良くなると、たまにサービスしてくれたりします。
・生活が便利
銀行開設にしても店舗に直接いかずにオンラインから申請ができたり、スマホのSIMカード契約にしてもコンビニで購入出来たりとシンガポールは他の国に比べ生活が便利です。支払にに関して言えば、ホーカーズなどの飲食店では現金のみの支払いというところもありますが、基本、デビットカードにコンタクトレス機能がついており、カードタップ一つで支払いできるので、日本よりキャッシュレスな印象です。
・足つぼマッサージ店が豊富
個人的に最近はまっていることの一つなのですが、シンガポールでは沢山の足マッサージ店があります。しかも、安くて(一時間20ドルから30ドル)、上手いです。
生活の悪い点
・暑さと湿度のせいで日中は長いウォーキングがあまりできない
人によりけりですが、私は来星以来、外を30分以上歩く機会が減りました。だいたい15分以上歩くと汗だらだら状態になってしまいますので、週末のお出かけに行く際は、公共交通機関やタクシーをよく使います。
・野菜不足になりやすい
自炊生活をしていないとホーカーご飯に頼りっぱなしになるので、野菜不足になりやすいです。いくつかのスーパーではサラダバーが設置してあり、好きな野菜を6ドルくらいで食べることができますが、私の近所のスーパーには置いてないので、サラダバーを街で見かければその日はサラダを食べることにしています。
… - SDSについて: シンガポールでの就活にあたり、いくつかの就活エージェントに登録しましたが、SDSの照沼さんの対応がとても温かく、スピーディーで、様々な相談事にも親身に応えてくださり、一番信頼できました。
海外就職は思い切りが大事です。思い立ったら行動に移すこと。まずはSDSに登録して、照沼さんに一度面談をしていただくところから始めるといいと思います。… - アドバイス: 人生は一度きりなので、自分がやりたいことを貫いていいと思います。
私も家族以外の周りから新卒で海外就職をすることを反対されたことも多々ありましたが、これが良い選択だったのか悪い選択だったのかを決めるのはこれからの自分次第です。…