呉 書栄さん (20代)
- 勤務先
- 日系商社
- 業務内容
- 営業職
- 就職のきっかけ
- 私は大学時代、経営学を専攻としており、将来経営する立場になりたいと思っておりました。将来、多種多様な人材をマネジメントできるよう、若いうちから国際的に活躍できる幅を広げるため、社会人の土台を民族多様性のあるシンガポールで作る事が最適と思いました。多種多様な仕事仲間と働く事で、異文化の人が持つ考え方を理解でき、その土台が今後経営する立場となるためへの自分の力となると思います。
- 渡航前準備
- シンガポールで職探しとなると、やはり現地での就活が好ましい為、お金はかかります。シンガポールの物価は東京より高いので、ある程度の資金準備は必要です。
- 全体の流れ
- 来星前に人材紹介会社へ登録し、興味のある求人情報へどんどん応募していきました。人材紹介会社との面談やセミナー等、情報を得ながら結果的には内定を得るに二か月程かかりました。
- 現在の仕事
- 現在、縁があり、日系の商社で働かせていただいております。
主にインドネシアにある工場への部品調達、仕入先との納期調整、お客様へのフォローアップをしております。
- シンガポール生活
- 1日の流れ:
7時 起床
8時 出勤
8時半 会社着
会社の休憩室で朝食をとります。
9時 始業、メールチェック、部品の納期連絡、部品の
見積もりを仕入先へ頼みます。
12時 ランチ休憩
13時 仕入先と打ち合わせ、主に部品の
改善点や、納期情報の確認です。
15時 必要部品の注文書を提出。
16時 工場から送られる在庫数レポートを整理し、足りない部品を弊社シンガポール倉庫から輸出するよう連絡します。
17時 1日のレポートを書き、上司に提出し、終業。
18時 自宅近くのホーカーにて晩御飯。
19時 自宅に戻り、ドラマ鑑賞、読書後睡眠。
生活のいい点:
私は大学時代中国に留学していた事もあり、北京語ができますが、シンガポールがこんなに北京語を使う機会があるとは思ってもおらず、その為現地の人とのコミュニケーションに役立つ事ができ、嬉しいですね。
シンガポールの治安や環境は日本と比べても遜色無く、インフラも充実しており、生活はとても便利です。
悪い点:
しょうがないのですが、やはり物価が高いのは困りますね。スーパーでも週末セールなどは無く、ある程度出費が多くなる事は覚悟しなければいけません。
賃貸住宅についてもですが、敷金はもちろん、住まいを探したりする際にはエージェントを使うのが一般的ですが、エージェント費等も使用者が支払わなくてはなりません。日本でいう一般的な不動産が無いのも不便な点ですね。 - SDSについて
- SDSのエージェントは、とても親切に対応していただきました。仕事情報以外にもシンガポールのビザ取得等の最新情報や住まいの情報を教えていただき、就活の役に立ちました。
シンガポールで就職できたのも、SDSの紹介があったからで、自分の人生の分岐点となったシンガポール就職の手助けをしていただき、感謝しております。 - アドバイス
- 「案ずるより産むが易し」、実際にシンガポールでの生活はどんな感じか、先に知っておく事が良いと思います。
シンガポールで仕事をしたいと考えたら、一度シンガポールへ旅行しながら、現地の空気に慣れてみるといいですね。