中村真理子さん (20代)
- 勤務先
- 日系企業
- 業務内容
- 経営企画サポート
- 就職のきっかけ
- 学生時代から海外旅行が好きで、海外就業体験をしたいと常々思っていましたが、いわゆる英語圏(カナダ、アメリカ、AUS、NZ、UK等)はビザの問題等あり、安定して働くには現実的でないと思い、半ば諦めていました。
そのような際、シンガポールという国は公用語が英語であり、生活水準も他のアジア諸国と比べ日本とあまり変わらず、また日系企業も多くビザも下り易いと知りましたので当地での就職を考えるに至りました。 - 渡航前準備
- ・各種証明書のコピー(卒業証明書、成績証明書、各種資格)
・海外旅行保険 - 全体の流れ
- 1、SDSさんや他の紹介会社さんへ履歴書・職務経歴書(日英語)を送付
2、シンガポールへの渡航時期の決定
スカイプ等で決まる場合もあるようですが、ほとんどの企業は直接オフィスへ伺うことが必須と思います。シンガポールを訪れたことがない方などは、現地の様子を知る意味でも一度は滞在経験をした方がよいと思います。
3、滞在中に数社面談→内定
日数に余裕があったので、部屋も決めてきました。
4、当時勤務していた会社の退職準備
5、シンガポールへ再渡航→就業開始
- 現在の仕事
- 日系の会社で経営企画部に所属しています。名前の通り、経営に近い場所で日々業務を遂行しているので大変ダイナミックな環境です。
このポジションに配属されたのは、日本人であることと英語力だと思います(本社とローカルスタッフ間の重要な橋渡し役)。
私の経歴や年齢を鑑みると、日本の企業ではこのようなチャンスは巡ってこなかったと思います。 - シンガポール生活
- 1日の流れ:
9時始業~5時45分終業
(残業はほとんどありませんが、プロジェクトによっては頻繁に出張に出るときもあります)
生活のいい点:
・安全でコンパクトな国なので、大変住みやすいです
・日本よりも便利な生活を送れると思います
・日本食や日本食在、日本人コミュニティもたくさんあるので、困ったり寂しくなったりすることもあまりないと思います
悪い点:
・高いインフレ率でしょうか。給料の昇給幅がインフレ率に追いついていないように感じます。
特に家賃は相当高いですので、学生でなくとも現地採用の場合はほとんどが他人とシェアしなければなりません。
また、大家とのトラブルも多かったりしますが、一方で友達が作りやすかったり、日本人以外とシェアした場合は他文化を知ることが出来るという利点もあると思います。 - SDSについて
- シンガポールには数多く紹介会社がありますが、その中でもSDSさんは一番熱心に求職者の話を聞いてくださいます。
その結果、希望と適性に合う案件をご紹介頂けるので、書類選考から内定まで早いと感じました。
また、内定後のフォローアップも大変丁寧です。一度転職で迷った時期に突然ご相談した経緯があるのですが、その際もじっくり話しを聞いて下さり、営利目的でない客観的なアドバイスを頂きました。
1時間以上も電話口でうだうだと相談する(愚痴をこぼす)私の話を聞いて下さったことは今でも感謝しきれません。 - アドバイス
- シンガポールには本当に様々な企業があると思います。お給料や福利厚生、将来的なキャリアアップの可能性も日系、ローカル、外資でそれぞれ異なります。
たくさんある選択肢の中で、上記項目を十分に考慮した上でベストと思う会社に入り、キャリアを積むことをお勧めします。慎重になりすぎるぐらいでもいいと思います。