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照沼健の自己紹介
照沼健(てるぬま たけし) / 1972年生まれ
東京都立武蔵野北高校、大東文化大学法学部法学科卒業後、人材派遣会社に入社。営業として新宿支店配属。
約4年の勤務後退職。
来星後、日系大手人材紹介会社に現地採用で入社。
営業及び人選担当コンサルタント業務を経て3年3ヶ月の勤務後退職。
SDSを設立し現在に至る。
皆様の旅創りをお手伝いしたいと思っています
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はじめまして、照沼です。
私がここシンガポールにきた理由はいくつかありますが、そのうちの一つが学生時代のバックパック旅行で、海外に興味を抱き始めたことでした。
かれこれ20年以上前の話になりますが、学生時代に1年間休学し、主にアジア、その他アフリカ、ヨーロッパ、南米と廻りました。
道中わけの分からない病気になったり、乗っているバスが走行中火を吹いて窓ガラスを割って脱出したりと、いろいろアクシデントはありましたが、旅全体を通じて感じたのは、多くの考えの人々がいて、多くの文化・習慣があるという至極当たり前のことであり、少し大げさに言うと、この世の中の多様性を再認識したのでした。
そして、一人での貧乏旅行ということもあり、毎回多くの出会いがある旅でしたが、時々現地に住んでいる日本人の方と知りあう機会もありました。そんな方々と話をしてみると、その国や、その国の現地の人に対してどうも旅行者の自分とは違う印象を持っていることに気がついてきたのです。
旅行者は、貧乏旅行とはいえお金を払う立場の人ですし、また長期に滞在するケースはあっても、その国、その土地に住んでいる人とはやはり違います。
海外に住んでみる、働いてみるとどのような感覚になるのだろうか・・・という漠然とした疑問と興味をもちつつ、卒業後、東京の人材派遣会社に就職致しました。
入社後しばらくは、海外に対しての興味よりも、目先の業務を消化していくことで精一杯の日々で、ほかの事を考える余裕がほとんどありませんでした。
入社後丸3年ほどたち、自分の将来を改めて考える余裕が出来始め、幸か不幸か独身という身の軽さも手伝って、約4年のサラリーマン生活を辞め、海外に出る決意をしたのでした。当時周囲には賛成してくれる人もいましたが、反対する人もいました。
在星23年の今をもってしても、私の当時の判断は正しかったのかどうかは正直分かりません。ただし、旅行ではなく住んでみることで見えてくる当地の良さ悪さ、同時に日本の良さ悪さを感じることができ、「これが学生時代に出会った、在住者の視点のひとつなのだなあ」とその疑問が解けた点で自分では満足していますし、そのような感覚を持つこと自体も、こちらに住んでいるからこそのものであり、一つ自分の世界が広がったとも思っています。
人生はよく旅にたとえられますが、この先も私は自分の旅を自分で創っていくつもりです。
そして皆さんの旅創りにも、少しでも貢献できればこれ以上のことはございません。