「インスタ映え」で最終面接へ(日本)
見た目至上主義者向け求人など(シンガポール)
「インスタ映え」が流行語大賞をとった今年の日本では、一括採用において、書類選考ならぬ「インスタ選考」を取り入れる企業が登場して、話題の種となって いる。
アート・デザイン性を重視する企業や職種向けの人材選考では、候補者のインスタグラム写真はかなり役立つ。ビジュアル訴求力のセンスを一目瞭然で確認でき るだけでなく、付随するコメントの履歴で人柄も伺える。
「それ以上に有効な採用選考ツールだ」、あるアパレル会社の採用担当者は、 NHKテレビの取材で答えていた。
「フォロワー数が多い候補者こそ採用価値が高い。採用時点で、個人のインスタフォロワーがそっくりそのまま、採用された企業ブランドのファンとなってもらえる。マンパワーにとどまらずブランドPR力をすでに持った金の卵並みの価値がある」
日本のように、新卒一括採用スタイルをとらないシンガポールでは、このような「インスタ面接」ニュースは聞かないが、当地における採用側の「ソーシャル メディアと履歴書の照合はもはや当たり前(http://sds-singapore.com/eletter/sds-2017-09-13jp.php)」となってきている。
最近の雑誌CLEO Singaporeでは「シンガポールならではの、注目の珍求人案件」として、インスタ映えする写真撮影のためのフードスタイリスト、手・足の写真撮影モデル、マーメイド(人魚)などをあげていた。
ビジュアル至上主義は、企業も個人も破竹の勢いだ。
詳しくはオリジナルレポートで。
http://www.cleo.com.sg/life/career-and-money/5-weird-jobs-in-singapore/
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