ソーシャルメディアと履歴書の照合はもはや当たり前
シンガポール当世採用事情
採用担当者にとっては便利な時代になった。
人事部長は採用通知前に、Googleで採用候補者の名前を一通り検索して、何か問 題がないか事前チェックに余念が無い。加えてこの頃は、ソーシャルメディアと 履歴書情報の照合が、シンガポールでは一般的になってきた。
履歴書には現れない、個人のものの捉え方や考え方といった要素を、ソーシャル メディアでは、よりくっきりと捕らえることが可能だからだ。
採用側にとって便利なソーシャルメディアチェックだが、候補者側もこれを逆手 にとって活用しない手はないだろう、というのがBankBazaar.sgのブログ記事。
内定獲得のための5つのソーシャルメディア逆利用術
1)目指せインフルエンサー
ソーシャルネットワークのなかでも、LinkedInの活用を推奨している。自身のス キル・強みや見識などを自らの言葉で表現してシェアし、周囲への影響力を発揮 しよう。
2)厳選のプロフィール写真を使用すべし
いくつかあるソーシャルメディアのプラットフォームでは、使用するプロフィー ル写真を使い分けるべきである。FacebookやInstagramはともかくLinkedInでは キャリアを意識した写真を掲載すべき。サングラスの着用や全身写真などは避 け、履歴書と同じ扱いをしよう。
3)Facebookのアカウントは放置しない。趣味やキャリアにつながるグループに 所属しておこう。(もしくは自分でグループを作ろう)
実在するグループへの所属の意義は、最近のトレンドへの関心や問題改善の意識 を表明できる点にある。採用担当者はこうした実社会との繋がりのチェックも欠 かさないのである。
4)履歴書とソーシャルメディアはお互いに補完関係であるべし。
履歴書の趣味欄が「写真撮影」であるなら、FacebookやInstagramはそれを裏付 ける投稿であるべきである。ソーシャルメディアは、履歴書の補完と位置付ける こと。
5)社会問題に対する関心を示すべし
求職者が避けるべきソーシャルメディア活動についても触れている。
詳しくはこちらのオリジナルサイトで
https://blog.bankbazaar.sg/social-media-impact-career/
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