シンガポール、引きこもりが増えている?
インターン中の失敗経験がきっかけになるケース目立つ
最近は、企業規模の大小に関わらず大学や専門学校生のインターンシップを採用している。
彼らインターンシップ生の経験がポジティブに作用すれば、卒業後はその企業で採用につながるケースが多い。
しかし、稀にインターン中の失敗が心理的にネガティブに大きく作用してしまい、学校にも戻れなくなってしまったり、卒業後も就職への気力が失せてしまうような若者がシンガポールで増えているようだ。
6月23日の地元紙ストレーツタイムズによると、最新の統計データ(と言っても2016年時点のものだが)では15歳から24歳の若者の引きこもりは20,100人で、若者人口の4.1%を占めるという。2013年の時点では19,700人だった。
企業にやってくるインターン生は、企業にとっても若者の動向を知るいいチャンスである。彼らの最初の企業経験が、将来のキャリアにうまく繋がっていくようにしてあげられることを念頭にし、Win-Winの関係を構築できるような社会経験を積ませてあげたい、と願う。
最近のデータでは、シンガポールの公開求人件数は減少傾向。解雇件数は去年のQ4と今年のQ1比較で800件ほど増加している。
https://www.straitstimes.com/singapore/education/neets-among-spore-youth-jobless-and-feeling-hopeless
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