Sパス取得規制、さらに厳格化
今週のシンガポール2019予算発表
シンガポール恒例の年間予算発表が月曜日にあった。
我々外国人に最も影響を及ぼす項目は、やはりなんといっても、就労ビザのさらなる厳格化だ。
企業における全従業員:外国人労働者比率を、現行の40%から、来年1月より38%に引き下げる。再来年の2021年には35%へ。
また、ヘン・スィーキェット財務大臣は、特定の産業(飲食、小売業界)でSパス保持者の割合が非常に高くなっていることを指摘し、Sパス保持者割合については、現行の15%から、来年1月より13%に引き下げる。再来年の2021年には10%へ。
チャン・チュンシン貿易産業相は「今回の外国人労働者依存度の引き下げは、最終的にはシンガポール人の労働市場のサステナビリティ(持続可能性)に貢献する」と述べ、「我々が欲しいのは、無限の外国人労働者ではなく、質の高い外国人人材だ」と 、シンガポールが引き続き人材獲得に積極的であることを強調。
特に、人工知能(AI)やファイナンステクノロジー分野で人材需要の水準が高まっていることをあげた。
詳しくはこちらのオリジナル記事で。
https://www.channelnewsasia.com/news/singapore/budget-2019-foreign-worker-quota-in-services-sector-to-be-cut-to-11252904
https://www.businesstimes.com.sg/government-economy/singapore-says-tighter-foreign-worker-rules-are-a-surgical-move
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