バーチャル・AIリクルーターの起用増
シンガポールの人事技術トレンド
今年に入り、日本でもしかり、シンガポール企業もAIの本格導入事例の紹介が後を絶たない。
2ヶ月前に、バーチャル採用担当システムを稼働させたDBS銀行では、AIの「Jim」氏により、月40時間の生産性向上の実績をあげているという。
https://sbr.com.sg/financial-services/news/dbs-rolls-out-virtual-bank-recruiter
「以前なら、人材募集の掲載、ポジション要項、候補者へのスクリーニング質問からアセスメント試験まで、すべてマニュアルで成し遂げていた。今ではこれら全部が自動化されているから、人事部要員はもっと高いバリューの仕事に専念できる」とDBS銀行採用担当ヘッドJames Loo氏。
採用の他にも、人事評価制度への導入も効果をあげている模様で、これらをうまく利用すれば、採用、評価、トレーニング計画、組織再構築の意思決定要素として活用できる。
https://sbr.com.sg/hr-education/in-focus/startups-boost-hr-tech-momentum-in-singapore
シンガポールの人材開発・管理スマートビジョン戦略において、企業のAIがどこまで浸透していくのか。
「最も賢い採用システム」の今後の進化に注目したいところだ。
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