シンガポール解雇数と失業率、僅かに増加か
2018年第2四半期(4月〜6月)
先週のMOM(労働省)発表によると、今年第2四半期の労働市場統計は次のような傾向を見せているようだ。
・解雇数は2,500件で増加(第1四半期は2,320件)、ただし前年の第二四半期は3,640件。
・失業率も増加して2.1%(第1四半期は2.0%)、シンガポール人のみの失業率は3.1%(第1四半期は3.0%)
解雇は特に、サービスセクタ、製造業セクタで目立つ。
しかし、この間の雇用数に関しては、実際は7,100件で、第1四半期よりも400件上回っているという。
NTUC(シンガポール全国労働組合会議)書記長のPatrick Tay氏は自身のfacebookにて、
「先行きが怪しいアメリカのトレード戦略に起因する解雇や、スキルのミスマッチによる離職は今後も増加傾向にあるとみている」
と発言している。
詳細は、こちらのオリジナル記事で。
https://www.businesstimes.com.sg/government-economy/unemployment-retrenchments-in-singapore-up-slightly-in-q2-mom
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