外国人採用に関する雇用規準 変更ポイント
2018年サマリー、シンガポール
7月中旬を迎え、早いもので一年の後半戦に突入だ。
「Employment Law in Singapore – Key Change in 2018」と題して、
今年もしくは来年、再来年に施行される雇用政策項目の変更ポイントが、わかりやすく紹介されていたので、外国人採用に関する雇用規準に当てて、本ニュースレターでおさらいしておこう。
① Sパス保持者の月給の最低規準がアップ
(Sパス定義:「中級技能」を有する外国人向けの就労ビザ)
・来年1月から → 月給2,300ドルに
・再来年(2020年)1月から → 月給2,400ドルに
② Fair Consideration Framework (FCF) の規準変更
( FCF: 外国人採用に走る前に、シンガポール人採用を公平に考慮することを定めるルール(2014年から施行されている)
今月1日から → 雇用者数が10人以上の企業で、月給15,000ドル以下のポジションの雇用も対象に。
(ちなみにこれまでは、雇用者数が25人を超える企業で、月給12,000ドル以上のポジションが対象であった)
その他詳細は、こちらのオリジナル記事で。
https://www.lexology.com/library/detail.aspx?g=4bc50ea3-9975-4682-a967-8bbb6e804ade
半年後の最低規準月給額の引き上げを見据え、私の周囲でも、現Sパス保持者の転職活動は、急速に活発化してきている。
SDSの就労ビザに関するページはこちらで。
http://www.sds-singapore.com/steps/visa.php
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