シンガポール版ブラック上司か、ミレニアルズの戯言か
地獄レベルの上司に給与を1,000ドルカットされた、その理由は「気にくわない から」ーシンガポール。
こんなタイトルが飛び込んできた。
記事元は、ライフスタイルニュースをデジタル配信するVulcan Post。このサイトの読者は主に20〜35歳のデジタル世代、またの名をミレニアルズとかストロベリー世代と呼ぶ。
上司の気の向くままに、突然1,000ドルの減給を食らった、これはどう対処すべきか、と、シンガポールで働く友人から相談を受けた執筆者。
「このような事態では、まずは人事部に直行すべきだ」と即答に走りつつも、筆者は、「いや待てよ」と踏みとどまる。
いくらなんでも1,000ドルの差っ引きが「気に入らない」という理由だけだとしたら、腑に落ちない。ミレニアルズ社員の取り扱いに手を焼いた末の苦断か。
社員の訴えを受けた人事部は、上司の言い分と一体どちらの肩を持つのだろうか。
書き手は、職場での「パワハラ」について、ミレニアルズ5人にインタビューし聞き取り調査をしていて、それぞれの回答を紹介している。
驚くべきことは、5人中5人が、上司からのいじめ、給与カット、CPFの支払いボイコットといった嫌がらせを経験しており、職場でのブラック上司の存在は、 当たり前だと回答していることか。
記事の最後は、このような状況に陥ったら、まずはMOMにアドバイスをもらうよう、との助言で締めくくっている。
オリジナル記事はこちらで:
https://vulcanpost.com/638932/singapore-workplace-bullying-experiences/
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