国公立大卒 vs.私立大の就職内定率と初任給は?
シンガポール新卒ソーシャルワーカー賃金、さらに引き上げへ
「シンガポール国公立大卒の6ヶ月以内の就職内定率が78.4%である一方、私立大卒は47.4%、つまり2人に1人しか就職していない。これは、ポリテクニック専門 学校卒の内定率64%よりも劣る」
こんな最新統計記事が、今月4日付ストレーツタイムズ紙面で大きく紹介されていた。
シンガポール国公立大学とは、NUS(シンガポール大学)、NTU(南洋工科大学)、SMU(シンガポール経営大学)の3校。
国公立大卒の初任給額平均が$3,400であるのに対し、私立大卒は$2,650。ポリテクニック専門学校卒の場合は、$2,480であった。
聞き取り調査はthe Committee for Private Educationが実施、2016年5月〜2017 年4月の新卒を対象に2,800人から回答を得た。
私立大学別の新卒就職率や、初任給平均額も掲載されている。
(http://www.straitstimes.com/singapore/education/private-school-grads- lag-behind-in-getting-full-time-jobs-survey)
また、注目を集めていたのは、新卒ソーシャルワーカー初任給アップ。
今年4月からの大卒ソーシャルワーカー初任給額は$3,400〜となり、昨年の初任給額$3,270から4%アップ。
ちなみに、日本での大学新卒ソーシャルワーカー初任給は平均で17~23万円。
オリジナル記事はこちらで:
https://www.ncss.gov.sg/NCSS/media/NCSS_SMD/Salary%20Guidelines/FY2018_SocialServiceSector_SalaryGuidelines.pdf
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