シンガポールEP保持者4,500人減
外国人就業者総数、過去15年で最大の落ち込み
昨年比で32,000人減 。
シンガポールで働く外国人就労者総数が、過去15年で最大の落ち込みを見せた。
これは、当地での就労ビザ取得者数の減少によるもので、特に、建設・海洋業界で目立つ。高度な技術・知識を持つ人材と位置づけされているEP(Employment Pass)保持者については、昨年比で4,500人減となったようだ。(3月16日付ストレーツタイムズ紙面トップ記事)
特にEP保持者の激減が見られたのは、プロフェッショナル・サービス及び情報テクノロジー業界。
見方を変えれば、これらEP保持者が手放した空きポジションには、シンガポール人が就業できたということになる。
MOM(人材開発省)は、 より多くの企業が、既存のローカル社員の能力開発と技術力アップに力を注ぐようになったと、外国人採用基準の厳格化を評価。
2017年は、前年より21,300人多いシンガポール人・シンガポールPR保持者が就業機会を得たことも強調。
「今年のシンガポール経済成長は1.5〜3.5%の伸びが期待されていて、ローカル採用増加の傾向は今後も継続するだろう」と記事が締めくくられている。
オリジナル記事はこちらで:
http://www.straitstimes.com/singapore/manpower/fewer-foreigners-more-locals-in-workforce-last-year
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