人口知能(AI)分野の求人募集アップ
スイス最大の銀行UBSグループ
雇用数が減少を見せている銀行業界で、採用活動が活発化している部門がある。
人口知能(AI)担当部門だ。
先週、スイス最大の銀行UBSグループは、AI導入のための、
データサイエンティストやアーキテクト、事業アナリストの人材を積極的に募集していることを明らかにした。
この雇用トレンドニュースレターでも、今年4月に「シンガポール政府、銀行でバーチャルオフィサー、ボットを採用」(http://sds-singapore.com/eletter /sds-2017-04-29jp.php)と取り上げたのは記憶に新しい。
UBS銀行では、昨年から、アルゴリズムを用いて人間の手を借りずに顧客のポートフォリオを構築・運用するロボ・アドバイザーを導入しているが、
人間の脳の限界を超える巨大なデータベースを駆逐し、マーケット動向や顧客インサイト分析可能なAIを活用することで、金融業界での競争力をさらに強化し、 競合他社に対し優位に立とうとする狙いだ。
金融分野では、AIとロボティクスの台頭で、およそ50%の仕事が喪失するだろう、などと専門家は予測しているが、イコール、
AI関連人材需要の高まりを意味する。
人口知能・ロボティックス担当部門の採用活動は、ますます脚光を浴びるようになるだろう。 詳しくはオリジナルレポートで。
http://www.businesstimes.com.sg/banking-finance/ubs-seeks-to-expand-workforce-in-artificial-intelligence-0
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