シンガポーリアンはクレーム王?
Eコマース最新お客様調査
良し悪しは別として、「シンガポーリアンは文句を言うのが好きだ」というのは常套句だ。
このたび、オンラインショッピングウェブサイト利用者30万人のレビューを吟味した結果、
34.7%のクレーム・苦情がシンガポール人からであることが明らかになった。
つまり、東南アジアで堂々の第1位獲得。
シンガポーリアン国民性の代表格とも呼ばれる「文句チャンピオン」のタイトルは、無事守られたと安堵すべきか、不名誉とすべきか。
オンライン苦情の多い国民の殿堂入りは、他に、タイ人(第2位)、フィリピン人(第3位)。
シンガポーリアンによる苦情の特徴は、
不満を表明するときに、大文字のみを使ってクレームを書くことが多く、頻度はマレーシア人よりも25%多い。
また、Eコマースで購入した物品について不満を示すことが多々で、
返品や返金を要求する率が最も高いことも判明。
フィリピン人のクレームが物品の金額について多いのに対し、シンガポーリアンの苦情は金額についてでない、という。
ビジネスインサイダー・シンガポール記事の最後では、
「シンガポーリアンは何も難癖をつけるのを好んでいるのではない」、
「是々非々式に、他の人と自分の経験をシェアするのをこよなく愛しているにすぎない」と、誤解せぬようにと、強調している。
今年も、シンガポール進出に踏み切る日系企業は後を絶たない。
つい先日も、ディスカウントストア「ドン・キホーテ」や、ファッションビル運営大手のルミネ(Lumine)のシンガポール出店が発表されて、大きな話題を呼んだところだ。
日本人とは違う国民性のシンガポール人のハートをうまく掴み、サービスの提供側とそれを受ける側で、月並みな言葉ながら「Win-Win」の関係を築いてゆきたいものである。
詳しくはこちらのオリジナルサイトで
http://www.businessinsider.sg/surprise-surprise-singaporeans-are-complain-kings-of-southeast-asia-e-commerce/
|