エグジット・シンガポール
帰国直前の駐在員の本音は?
あなたの会社ではエグジットインタビューを実施しているだろうか。
組織への入り口にあたるのが「雇用」である一方、出口(エグジット)となるのが「退職」だ。
エグジットインタビューはつまり「退職時面談」で、ローカルや外資系企業の、特に大・中規模の会社で実施されているケースが多い。
直属の上司や、同じ部課内の人間による公式面談でなく、人事部が退職直前の社員に直にヒアリングする。非公式ゆえに、実は本当の退職理由は別にあったり、とか、社内の人間関係やマネジメントについての意見や本音を聞き出せたりして、貴重な情報となる得る。
組織の健全な新陳代謝のためにも是非とも取り入れたい手法である。
さて、そのエグジットインタビューだが、シンガポールから本国に帰国直前の外国人駐在員(エキスパット)に実施された。彼らは、当地に5年近く駐在したベテラン長期滞在組だ。
シンガポールのここが良かった:
・自然が素晴らしい
・清潔な環境
・安全な環境
・驚くべき公共交通システム。これに文句をつけたいような人がいるならば、西洋の国で暮らしてみるべし。いかにシンガポールの公共交通システムが素晴らしいか分かるはず。
・金融機関のオンラインシステムはワールドクラス。非常に便利。
・年中気温が一定でありがたい。
・美味しいサンドイッチアイスクリームを道端で売るおじさん
・警察、入国管理、セキュリティオフィサー、国家公務員、皆がプロフェッショナルで親切。
・チャンギ空港は国の宝だ、他のどんな国もこの空港を真似ることはできまい。
反対に、ネガティブな意見は:
・家賃が高すぎる。不動産業者が誠実でない。
・高すぎるアルコール飲料価格
・ホーカー食は油を使いすぎでは
・アートや音楽の力が弱い
・歩行者の歩くスピードが遅すぎる、皆歩きスマホしている。
などなど、すべては紹介しきれないので、オリジナル記事を参照。
当地を離れるプロフェッショナルのぶっちゃけ本音は、シンガポールの向上に反映されてゆくのか。全ての所属組織、機関、生活国おいてポジティブ・ネガティブはつきもの。その中で妥協点をみつけて最善をつくしたい。
詳しくはこちらのオリジナルサイトで
http://mothership.sg/2017/06/expat-gives-spore-a-performance-review-after-living-here-for-nearly-5-years/
|