企業の業績不振で給与増は少なく
労働省(MOM)統計レポート
今週のMOM発表によると、昨年の給与額が、前年より上昇したケースはより僅かになったとのことだ。
一昨年の給与増が77%であったのに対し、昨年は75%。
また、CPFと呼ばれる年金への企業拠出額割合も、一昨年の4.9%に対し、昨年は3.1%とダウン。
MOM賃金プラクティスレポートでは、
増益を達成したのは、全体の76%の企業。(2015年は79%)
企業の減益とコスト増が影響している、としている。
その他、
・フレキシブルなパフォーマンスベースの給与体系を導入している民間企業は、全体の90%を占めていること(2004年は81%)。
・月額給与が$1,100以下の少額所得者についても、給与増は減少しており、減少したのは、一昨年が46%であったのに対し、前年は40%。
・平均給与増額は、前年が$50(21%の企業)、一昨年が$60(18%の企業)。
などが報告されている。
詳しくはこちらのMOMサイトで
http://stats.mom.gov.sg/Pages/Report-On-Wage-Practices-2016.aspx
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