当地企業250社がMOM警戒リストに
シンガポール人の公平雇用に非協力的とみなされ
社員数のシンガポール人:外国人比率をめぐり、再び動揺が走った。
公平な雇用慣行に違反する企業数が、今年2月末までに250社にのぼっている、とのリム人材開発相の公言を受けてのことだ。(今月6日、政府与党協議会)
そのうちの50社については、シンガポール人採用に非協力的であること甚だしいとして、それら企業から申請のあった500件のEP就業ビザについては却下した事実をも、リム人材相は明らかにした。
シンガポール人を優先して採用する仕組みFair Consideration Framework(FCF)は2014年に導入され、ここで警戒リストに掲載されてしまった場合は、6ヵ月間のTripartite Alliance for Fair Employment Practices(TAFEP)による指導のもと、公正雇用の慣行に努めなければならない。
この仕組みの導入により、これまでに800件のシンガポール人のPME(プロフェッショナル、マネージャー、エグゼグティブ)ポジション新規雇用の実績があがっており、改善及び公正雇用が期間内にみられた場合には警戒リストから削除される。
Mothership.sgの記事中で、リム人材相は、将来のシンガポール経済を見据えた理想的な社員構成についても言及している。
「現在の職場の社員構成は、シンガポール人:外国人=2/3:1/3と言われているが、そうではなくて、シンガポール人+外国人=2/3+1/3が1を超えるような体制としたい」
対比ではなく、和で示すことで狙うものはなんだろうか。
詳しくはこちらの記事で
http://mothership.sg/2017/03/manpower-minister-lim-swee-say-wants-spores-future-economy-to-make-23-13-1-possible/
http://mothership.sg/2017/03/800-more-singaporean-pmes-hired-after-companies-placed-under-moms-watchlist/
http://www.todayonline.com/singapore/250-firms-mom-watch-list-not-doing-enough-hire-groom-singaporeans
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