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23 March 2016
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外国人向けシンガポール転職エージェント3社に詐欺の疑いか?20人が警察に被害届を提出(今月20日トップニュース) Asia Recruit、Asiajobmart、UUBR Internationalの3社に対し、シンガポールで求職活動をしていた外国人約20人が警察に被害届を提出した。 この3社は同一の二人のビジネスマンにより経営されていた模様で、ウェブサイトでは「百万以上の求人案件を誇る世界を股にかけるヘッドハンター」を売り文句にしていた。 先週までに、警察とMOM(シンガポール労働省)に届け出を提出した外国人たちは、履歴書と職務経歴書をAsiajobmart社に提出する時点で、S$290もしくはS$390を支払う必要があり、一定期間内に就職先が見つからない場合はこの金額が返金される約束だった。 ところが実際に届く仕事オファーは、別会社のUUBR International社からで、同経営者らが所有している会社とは知らない求職中の外国人たちは、早速仕事のインタビュー機会が舞い込んで来たと思い込んでしまう。 UUBR International社は、仕事をオファーする条件として、トレーニング費を支払うよう要求する。金額はS$1,030で、就業ビザが取得でき次第このうちS$850を返金するとうたっているのだが、取得できないケースがほとんどでこのトレーニング費が返還されるケースがなかった。 問題の転職エージェント経営者の一人(28歳)は、「別に我々が強制してトレーニングを受けさせているわけではない。EP(エンプロイメントパス)の取得が非常に難しいことはあらかじめ伝えてあるので、取得できないのは我々の責任範囲でない」と正当性を強調。 ストレーツタイムズ紙がConnectsia社オフィスに取材に向かったところ、インド国籍の求職中の女性に遭遇。「今日中にトレーニング費を支払わなければこのポジションを他の人に与える」と言われ「仕事オファーは月給2000ドルと魅力的だし、オファーを失いたくないから支払いに来た」 被害届けを提出したフィリピン人女性(36歳)は、何かおかしいと気がついてUUBR Internationalに掛け合ったところ「ここで君はただの外国人、何もできやしない」と罵られ相手にされなかったと悔しがっており、シンガポールでの就職はすでに諦め、本国への帰国の片道切符を購入したという。 オンラインで色々なビジネスが可能になっている今日だが、個人レベルにせよ、企業レベルにせよ、やはり顔の見える信頼できるビジネスで取引すべきである。個人的には、EP取得の厳しさを逆に利用しているように思えて仕方がないのだが、いづれにしても、甘い言葉には罠があるかもしれないと用心することに越したことはないと改めて注意喚起されたニュースである。
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