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人材・雇用トレンドニュースレター

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シンガポール：大卒初任給の平均額S$3,200

新卒人気の高給10職種は？

シンガポール新卒(2014年度)給与は、学位保持者平均でS＄3,200(前年比5%アップ)とGet.comにて掲載されていた。

調査対象はシンガポールのトップ3大学を卒業した新入社員が対象で、失業率も常に3%を下回っており、 2015年のデータは出ていないものの、シンガポール新卒にとっての就職戦線は「恐れ」などは、よほど縁遠い状況のようである。

大学新卒に人気の高給職種が紹介されていたのでここでリストアップ。

第10位）QA (Quality Assurance、品質保証)・・・月給S$2,708
技術的な問題に対してテストや分析を実施し解決策を生み出すのが仕事で、QC(品質管理)とは異なる。

第9位) R&D (Research and Development、研究開発)・・・S$2,738

第8位) プロパティマネジメント・・・S＄2,750
いわゆるプロパティエージェントのことで、賃貸物件の広告、貸主・借主との交渉、セキュリティやメンテナンス管理を行う。

第7位) コーポレートアフェアーズ（企業広報）・・・S＄2,755

第6位) ファイナンス会計・・・S＄2,765

第5位) 生産管理・・・S＄2,767

第4位) プロジェクトマネージャー・・・S＄2,813

第3位) 情報テクノロジー・・・S＄2,816
IT学位は業界問わず広く採用のチャンスがある。ソフトウェアエンジニア、プログラマー、システムアナリストなど、雇用チャンスが多い。

第2位) リーガル／法務／コンプライアンス・・・S＄2,856
医者に次ぐプレステージ性の高い学位が法学である。最近は法学部卒業生が過多傾向で買い手市場、人気のリーガル部門への就職は甘くないのが現状だ。

第1位) エンジニア・・・S＄2,888
数年前までは、リーガル法務部門への就職が、新卒の人気第一位を占めていたことを考えると、今回のエンジニア職人気は少し驚きでもあった。近年のシンガポール政府によるシンガポール国民全般へのスキルアップ教育、啓蒙活動が少なからずも影響しているのだろうか。

新年明けまして、おめでとうございます。日本の正月と中国旧正月の日付は違っても、干支は同じでして、申年は梅が縁起のいい食べ物、のようです。

本ニュースレターは、以前にお名刺を交換させて頂きました方等にお送りしております。
シンガポールの、雇用市場動向考察のお役にたてれば幸いです。