29 December 2015
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2015年を振り返って
シンガポール雇用関連 今年も残すところあと数日となり、年末年始を日本で過ごす方、海外で休暇を楽しむ方など、それぞれのプランに余念なくも、年内のお仕事に慌ただしく取り組んでいらっしゃる方もおられるのではないでしょうか。 シンガポールの今年を振り返ってのキーワードは現地メディアでも取り上げられているのですが、雇用市場関連については、グローバルバンクの大規模人員削減は衝撃的でした。 ニュースでも大きく取り上げられましたが、今月、英スタンダードチャータード銀行は事業再編計画により石油・ガス部門プロジェクトのエグゼクティブ銀行員をシンガポールで６名ほどカット。うち4名はシンガポール支店でも管理部長クラスとのこと。今回の人員削減は日系含む他の投資銀行にも影響を及ぼすと報じられています。 同社は11 月に全体で1万5000人の人員削減を発表していました。 英米金融業界全体での 人員削減総数は10万人以上に昇り、スタンダードチャータード銀行の他には、HSBC銀行、JP Morgan、Rabobankなどが大規模人員カットを発表しています。 シンガポール国内雇用市場のトレンドとしては、駐在にしても現地採用にしても、私たちシンガポールのオフィスで働く外国人にとって、雇用ビザの取得やリニューアルが難しくなる傾向にあります。シンガポール人採用最優先ポリシーにならい、賃金上昇、人材獲得が大きな課題となったように感じます。 また、デジタル戦略が加速し、ITに精通した人材もさらに必要になりました。
こちらで、来たる2016年のシンガポールに必要とされる人材の予測リポートがありましたので合わせて参考にしてみてはいかがでしょうか。
今年もありがとうございました。
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参考及び引用記事
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