29 Jan 2014
Vol.102(JP)

シンガポールの人材紹介会社SDS
人材・雇用トレンドニュースレター

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昇進オファー期待大のシンガポリアン

2014年ジョブホッピングで給与アップも?

人材サービスを国際的に展開するRobert Walters社による「グローバル給与調査2014」結果サマリがこのほど発表された。シンガポールの人材市場、および給与動向についてこの先一年を次のように予見している。

1）2013年にジョブホップを成し遂げた人材の給与アップ率は、平均で15〜20％。この傾向は本年にも引き継がれると見られている。

2）シンガポール政府による『The Fair Consideration Framework』がこの8月に制定されることを前提に、シンガポール人の優先的採用の動きが一層高まる見通し。これにより、正社員、契約社員のポジションともに、シンガポール人雇用の給与額が一層押し上げられるだろう。

3）今後は、優秀なローカル人材の企業奪い合い合戦がより激化するだろう。一方で、雇用者側は、既存社員のスキルセットを高める社内教育の重要性が無視できない段階に至っていることに気づき始めている。つまり、これは社内昇進の可能性が高くなることを意味している。2014年は、社員にとって懐が豊かになるとともにキャリア形成にも進展が見られる満足度の高い年になるに違いない。（Robert Walters Singapore社統括部長Toby Fowlston氏談）

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