新卒初任給、昨年値から2%上昇か
シンガポール給与調査報告
再びHay Group社(グローバル人材コンサルティング企業)の報告から、新卒給与にかかる最新調査結果を次に紹介したい。
・今年大学を卒業する新社会人向けの初任給は昨年比較で2%上昇。
・調査は今年5月に実施、約130企業・機関から得た回答を分析。
・新卒学位取得者については、通常成績、優良成績の下位と上位に分類され、それぞれの初任月給は$2,714、$2,822、$2,876。
(ちなみに昨年調査では、それぞれ$2,688、$2,776、$2,843だった)
・回答企業の6分の1が、シンガポール現地大学卒業者に対してのみ、平均で月$185の特別手当を付与。
・2009年から毎年実施している本調査だが、今年、過去最高新卒月給を記録したポジションは「プロジェクトマネージャ」職で$2,906(通常成績の学位取得者)。続いて「エンジニアリング」職の$2,885、「R&D」職の$2,788だった。
・回答中、学位取得者初任給の最低給与は$1,841。昨年最低の$1,808を僅かに上回った。
・回答企業の3分の1が、ナショナルサービスを修了した男性社員に対し、月平均で$189のインセンティブを導入していて、同齢の女性社員の給与に出来るだけ近づけるよう配慮している。
など、詳細はこちらで。(http://www.haygroup.com/sg/press/Details.aspx?ID=37579)
貴社の新卒給与事情は、今回の調査結果と比較してどのような具合でしょうか?
日本人及び日本語スピーカーの人材をお探しの際は、是非SDSまでお気軽にご相談ください。