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3 June 2013
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シンガポール賃金アップ、今年のインフレ率を上回る予想コンサルタント調査報告 「10年前などは、外国人がHDB部屋借りするんだったら百ドルで事が足りたもんだ。ところが今はどうだい、同じ部屋を借りようにも600~800ドルすると来た、一方の給料はと来たら6倍になったかい?なるわけないだろ?全く酷いインフレだ」先日乗ったタクシーの運転手が苦虫を潰したような顔して漏らした皮肉は、端的で要点を掴んでいた。 そんな中、今回の賃金動向予報レポートは、インフレ率と戦う労働者にとって朗報かもしれない。 コンサルタント企業Towers Watson社が今年2月~3月にかけオンラインで実施した賃金調査では、アジア・パシフィック域内各国から1,600社に昇る回答を集めた。この結果によれば、今年のシンガポール賃金上昇率は平均で4.5%で、これは今年の予想インフレ率3.8%を僅かだが上回っている。 一方、香港の賃金上昇率も4.5%、同インフレ率は4.4%。 中国は4.3%のインフレ率に対し8.8%の賃金上昇率。 シンガポールでSeoul GardenやBreeks Cafeレストランを展開するZingrill Holdings社チーフエグゼクティブのAndrew Lee氏は賃金引上げについては慎重な見解を示す。「社員が快く仕事をしてもらえるよう全体の賃金市場に合わせた給与を提供することは勿論重要だ、しかし厳しさの増す雇用市場で、コスト増に対処なく指をくわえているわけにはいかない。それに見合うだけの生産能力の向上を要求していくWin-Winの関係を目指す」と現実的な方針をThe Straits Times紙で発言していた。 Singapore Human Resources Institute (SHRI)のエグゼクティブディレクタ、David Ang氏は「インフレ率を念頭に置けば、4%程度の賃金上昇は理にかなっている。ただ、単純に一斉に引き上げるのでなく、それを逆手にとって、組織内のキーパーソンとそうでない社員の給与上昇率の差別化を図るなど論功行賞、能力強化に結びつけると良いだろう。全体的に現状は才能不足状態だ」とコメント。 各社、来るべき賃金増に備え、いかに利益アップに繋げてゆくか、経営側の創意工夫が必然的であるような空気だ。 日本人及び日本語スピーカーの人材をお探しの際は、是非SDSまでお気軽にご相談ください。
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SDS照沼からのひとこと
BKE(高速道路の1つ)上に新しく建設されている
何の変哲もない橋ですが、
実は高速道路ができたために、水場に行けなくなった
動物のために建設しているそうです。 SDS会社概要はこちら |
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