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23 Apr 2013
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クロストレーニングで人不足解消ホテル業界事例:ホリデーイン・シンガポール 警備員がベルボーイを。ホテルボーイは警備員も。 これぞ人手不足に悩む企業の解決策、と先週末のストレーツタイムズ紙2面に、ホリデーイン・シンガポール・アトリウム(オートラム・ロード)の華麗な業務転身の事例が紹介されていた。 宿泊客の大入りで喜びに手を揉む一方、従業員不足で慢性的に悩み続けてきたホテルホリデーイン・シンガポール。そこで人事が導入した政策は、新規雇用に走らず、既存の従業員の給与を10ー18%引き上げ、クロストレーニングを実施して職務の垣根を取り払う、というものだったから、なかなか目を引く。 数年遡ること2009年、ホテルGMのSam Davies氏は「警備員ポジションに応募してくれるシンガポール人が十分に見つからず、いよいよアウトソーシング化に踏み切った」と口を切る。しかしその一年後、会社は方針転換を図ることになる。というのは、「社外の人間をコントロールするのは難しい。より良いサービスを提供するには、やはり自社で警備員を採用すべきだ」というもの。 警備員職務をより魅力的にするために、ベルボーイとコンシェルジェの40時間トレーニングを導入し、職務の垣根を超えた仕事への取り組みを促した。同時にモチベーションアップを図るため給与の引き上げを実施した。 例えば、同社警備員Faizai Mas'odi氏、35歳。今ではセキュリティマンのみならず、ベルボーイやコンセルジェ業務もこなす彼は「最初は接客に戸惑ったものの次第に慣れてきた」、月給はS$1,300からS$1,800へアップしたという。 同様にして逆のケース、ベルボーイ歴28年、54歳のNelamogan Dharmalingam氏は、セキュリティ・コースを新たに実習し、今では警備員の人出が足りない場合には警備員業務も兼務する。月給はS$1,500からS$1,690へアップ。 クロストレーニング導入による報酬アップで、社員のやる気も上がり、名実ともに人手不足解消の成功人事例。NTUCのLim Swee Say氏も「このような事例は秘密にせず共有してもらえれば」と相互協力体制で全体の生産性ボトムアップを促している。 日本人及び日本語スピーカーの人材をお探しの際は、是非SDSまでお気軽にご相談ください。
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