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SDS シンガポールで就職

28 Jan 2013
Vol.78(JP)

シンガポールの人材紹介会社SDS
人材・雇用トレンドニュースレター

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海外進出日本女性は今後↑か?

SDS

職場人材多様性に関する国際比較レポート

主要25カ国中シンガポールは15位、日本は25位で最下位。

人材能力開発サービスを世界展開するSHL(エス・エイチ・エル)社は、人材活用実態調査『タレントレポート』の「組織マネージャー全体における女性の割合度」結果を今月発表した。

25カ国ランキングの主だった国々は次の通り。 ノルウェー(42%、1位)タイ(39%、2位)イタリア(36%、3位)香港(33%、4位)トルコ(31%、5位)... オーストラリア(24%、12位)... シンガポール(23%、15位)... イギリス(20%、19位)... アメリカ(17%、21位)... ドイツ(13%、24位)日本(5%、25位)。

調査から算出されたグローバル平均値では、経営幹部ポジション4人中1人の割合が女性とのこと。 シンガポールの女性幹部の割合はこの世界平均値を上回り、一方の日本は20人中1人ということで大きく下回っている。

また同レポートでは、幹部職男性陣が『権力と失敗への恐れ』を動機として仕事に励む一方で、同ポジションの女性群は『前向きな職場環境と周りから認められているという確信』が仕事への意欲を高めるのに必要不可欠としている事実が明らかになり、「裏を返せば、仕事への貢献度を公正に評価しないことが、女性の大きな失望につながるという揺るがない告白だ」と分析している。

「リーダー資質を持ち合わせる人材が世界的に減少傾向を示している現在において、女性の活用機会の掬い漏らしているとしたら非常にもったいないことだ」とコメントするのはシンガポールSHL社管理部長のKok Fann Leong氏。

報告書サマリーでは、C-suite達(スラングで、いわゆる企業の上層経営幹部陣)は企業のトップが失敗への恐れを敬遠した人材で成り立っているのであれば、優秀な人材を適正に評価できる企業文化へと脱皮をする必要がある。優秀な女性リーダーに活躍の機会を与えたいのならば、とアドバイスを含めている。

この実態に絡んでたまたま、週末のNHK番組にて「働くスタイルトレンド」についてのディスカッションプログラムが組まれていた。日本国内における女性活躍の場は諸外国に比較して極めて少なく、働き場所を国外、特にアジア諸国に求めるベクトルが力学的に増加している実態を伝え、日本女性の海外進出化は現在よりも更に高まっていくだろうと、パネリストは危惧感を込めて発言していた。

さて、貴社の人材活用の状況はいかがだろうか。

日本人及び日本語スピーカーの人材をお探しの際は、是非SDSまでお気軽にご相談ください。

SDS照沼からのひとこと

SDS Terunuma

ついに、というかようやくスマートフォンを購入しました。 表示を日本語にしただけで、それ以外は購入時から何もしていないので、 これからいろいろと勉強しなくてはいけません。

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