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20 Sep 2012
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解雇に採用に踊るフェイスブック時代今月はフェイスブック(FB)での発言内容記録に非がないかどうかと、目を皿にして改めてチェックした当地の社員は少なくないかもしれない。 自宅周辺での結婚式の賑やかさに耐えられず、個人の感情爆発をFB発言してしまった結果、発言から24時間以内の異例スピード解雇に繋がってしまったシンガポールPRのエイミー・チョンさん(オーストラリア国籍)の一件である。 シンガポールにとって「民族間のハーモニー」が鍵であるだけに、他人種への侮辱的な一言はいくらFB上であったとしても社会的に許容範囲外にあったということだ。 本件は首相からのコメント、警察への通報へと発展した挙句、彼女自身の急遽オーストラリア帰国という形で幕を降ろしたが、これを受け当地メディアは、雇用側と社員FBの関係について掘り下げて取り上げた。 オンラインテレビの「RazorTV」では就職フェア会場で複数の就職活動者にインタビュー。回答者のほとんどが、「雇用側は事前に候補者のFBページをチェックしていると思う」「FB発言や写真内容には気を配っている」と答えていた。 人材サービスを展開するAlexander Mann Solutions社、グローバルディレクターのMartin Cerullo氏も「候補者がソーシャルメディアでどういったアピアランスを示しているか採用前に調査する企業は今では実に70%以上に上っている」と示唆する。 日経ビジネスオンライン記事によれば、日本では「就職活動者のためのFB対策講座」というものも一般開催されているようである。企業が事前にFBに目を通すであろうことを前提に、「満面笑顔のプロファイル写真」「週に数回のポジティブ発言」といった採用合格にこぎつけるための具体的コツを伝授してくれるとか。 実名であるがゆえに信憑性が高いだろうFB発言、掲載内容はどこまで真実を誇張することができるだろうか。またその一方で、今回の「エイミー・FBサガ」事件に見るように、本人の何気なかった発言が社会や雇用側が目をつぶることのできない展開にまで発展し得る可能性もある。 採用に、解雇の引き金にと、重要な一翼を担いだしたフェイスブック。雇用側も被雇用側もますます褌を締めてかかる必要がありそうである。 日本人及び日本語スピーカーの人材をお探しの際は、是非SDSまでお気軽にご相談ください。
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