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SDS シンガポールで就職

10 Oct 2012
Vol.71(JP)

シンガポールの人材紹介会社SDS
人材・雇用トレンドニュースレター

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それでも非シンガポール人を採用したい理由

SDS

ローカル雇用者の本音調査

外国人対象の就業ビザ発行基準が厳格化し9ヶ月が経過した。近年の当地での外国人労働者急増に対する市民不満の解消が狙いで、シンガポール人雇用促進を煽る国家戦略であるわけだが、対する企業の実情は実際のところいかがなものだろうか。

雇用側の採用にかかる本音が垣間見えて興味深いのは、アジア各国でオンライン人材サービスを展開するJobStreet.com社が先月発表した調査レポート。就職(転職)活動中のシンガポール人1400人、及びシンガポール企業200社を対象に実施された。

これよれば、「雇用コストだけの問題ではない、離職率の低さを考えれば外国人を採用した方が効率的だ」と多くのローカル企業が意志表明しているという。

さらに具体的には、外国人社員の方が雇用者に対する要求が少なく、長時間に渡る勤務要請も甘受してもらえるというニ点が大きな要因とのこと。

また調査からは、雇用者と被雇用者とで外国人採用背景についての見解が異なっている事実も浮き彫りに。

賃金の低さを外国人採用理由としているのが雇用側16%であるのに対し、シンガポール人被雇用者側では66%が低コストこそが外国人採用の背景であると回答。雇用側47%が外国人の低い離職率をメインベネフィットにあげている。

調査に参加した企業は平均で各々全体労働力の30~50%が外国人労働者だ。市民の声に耳を傾け、シンガポール人最優先ポリシーをどう反映していくか。その一方で、世界に開かれた労働市場国家としての魅力を今後どう維持していくか。今後の動向に誰もが注目している。

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SDS照沼からのひとこと

SDS Terunuma

隣で行っている地下鉄工事で、最近大型の機械が搬入されるようになりました。 何の機械か全く分かりませんが、大きいものの設置や移動というのは見ていて迫力があるものです。

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