新・シンガポール求人動向
(第一四半期分析レポート)
英国系人材スペシャリストのロバートウォルターズ社は、アジア諸国の2012年第一四半期における求人広告動向を分析結果を発表した。
シンガポール及び日本についてのサマリーは次の通り:
<シンガポール>:人事、営業開発、ロジスティクス部門といった人材能力の良し悪しがプロジェクトを大きく左右するような部門での求人広告数が増加傾向
・前四半期と比較し、求人広告数全体は11.4%増加。前年同期比では33.7%増と堅調な伸び。
・人事系部門の求人広告数の伸びが目立っており、社内人材能力強化プロジェクトやフレキシブルな労働スタイルを適用しようとする企業の動きを反映している模様。
・金融・ファイナンシャル部門の求人広告数は大きな伸びは見られないものの、期待はまだ続く。
・営業開発部門で4.6%、ロジスティクス部門で19.6%の伸び。企業の積極的な営業、投資傾向を反映。
<日本>:小売業界で求人広告数が増加
・求人広告数全体は、前四半期と比較して14.8%の伸び。
・震災復興に関連した小売業界での求人需要増加が目立つ。
・IT業界、特に携帯電話向プログラミングエンジニアやデータスペシャリストといった求人多し。
・医療メディカルサービス業界、就業者数が飽和状態か、求人広告数は減少。
・金融・ファイナンシャル業界求人数、前四半期比較で19%の増加。ただし通常の新年度向け採用に向けた恒例的な求人需要と考えられる。
その他アジア各国の動向分析も掲載されているので、ご興味があればご一読を。
http://www.asiajobindex.com
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