2011年第4四半期シンガポール雇用予測

8年来の慎重な雇用姿勢

不透明な世界経済事情の影響を受けてか、シンガポールの第4四半期雇用予測調査結果が怪しい雲行きを見せている。今月中旬発表のハドソンレポートにて、新規雇用を見送り、もしくは様子見する姿勢が雇用側に多く見られたのだ。

今回調査を実施した450企業のうち、雇用拡大を検討していたのは42％、3ヶ月前の同じ調査結果では56％で、2003年以来の急激な落ち込みを見せている。

セクタ別では、金融・ファイナンス業界が最も低く、不安定な経済市場を反映しているようだ。 3分の1の金融・ファイナンス企業が新規雇用を予定していると回答しているものの、13％が人員削減を検討している。

77％の企業が2011年下半期の経済成長を期待する結果が出た一方で、今回の意外な雇用予測結果には多くがその目を疑った。

ハドソンリポートのサマリーでは「シンガポール経済に楽観的ムードが漂う中、世界情勢を横目に何かが起きるかもしれないというただならぬ感が存在するのも否めない。雇用に慎重にならざるを得ない状況が伺える」と締めくくっている。

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• 参考及び引用記事
• ストレーツタイムズ紙 »
• Hudson report »

SDS照沼からのひとこと

夕方のラッシュ時。 左側のバス専用レーンは、きちんとみんな空けていて、 タクシーに乗っている私を、どんどんバスが追い抜いて行きました。
運転マナーや技術は日本一般より劣るものの、 横断歩道では必ず歩行者優先ですし、バスレーンを空けるということも含め、 交通ルールはシンガポールのほうが、日本よりもきちんと守られているかもしれません。

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