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4 Apr 2011
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シンガポールの大卒、初任給が過去最高額好調なシンガポール経済を反映し、シンガポール3大学の2010年度卒業生の就職率及び初任給が、過去最高値をマークしているようだ。 レポートは先月22日のストレーツタイムズ紙に掲載の教育省による卒業生就職調査のサマリー。 中でも注目すべきはSMU(シンガポールマネジメント大学)で、就職率は99.9%(2009年度は96.8%)で初任給も比較的高い。このほか、NUS(シンガポール国立大学)及びNTU(南洋工科大学)の卒業生については、6ヶ月以内に就職口を獲得している、との結果だ。 最も高い就業率を出したSMU卒業生の初任給平均額は、S$3,271で、前年S$3,093と比較し5.8%の上昇で過去最高。卒業生の約20%が金融業界でキャリアをスタートしていて、彼らの初任給平均はS$5,062と、他の卒業生初任給平均額アップの牽引役を果たしている。また、トップ初任給125人の中には、月給S$13,000をはじきだす人材も何人か見られたとのこと。 一方NTUのトップ初任給は、同じく金融業界だが香港勤務でS$12,000。 一例として、SMU卒業生のリム・ウェイツォン(26歳)さんのケースでは、大学卒業試験終了後すぐにドイツ系銀行Deutsche Bankにてアナリストとして就業を開始し、約1年後にはグローバル金融企業Fidelityからヘッドハントオファーを受けて、アフリカ金融市場におけるリレーション管理アナリストとして活躍していることを紹介。彼は、どちらの企業からも月給S$6,000を越えるオファーをものにしていて、SMUで体得したプレゼンやインタビューサバイバルなどソフトスキルのおかげだと、卒業大学をアピールしている。 もう一つのケースは、NTUアート・デザイン学部卒のクー・カイロンさん(25歳)。アニメ製作やプロダクトデザインを学んだ彼女は、昨年5月の卒業を待たずに米系広告代理店TBWAでアートディレクタのポジションを掴んだ。 アート、デザイン、広告学部卒の初任給は一般と比較して60.4%、エンジニア系は80~90%低いとされるが、広告業界に展開するクーさんのようなキャリアパスは、一つの会社につながれるのでなくフリーランスも視野に入れた動きをする人材が多いと言う。 その他データとして、教育、看護、歯科コース修了生の就職率は100%。NTU卒業生のコース別初任給は、コンピュータ科学コース修了生がS$3,385、航空宇宙科学がS$3,344、教育(教師資格取得)がS$3,199~$3,281の範囲であることが開示された。 同様にNUS卒業生のコース別初任給については、法律、薬学、情報システム学部卒の平均月給がS$3,384と、全体平均の底上げに大きく貢献したようだ。 日本人及び日本語スピーカーの人材をお探しの際は、是非SDSまでお気軽にご相談ください。
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