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SDS シンガポールで就職

20 Dec 2010
Vol.27(JP)

シンガポールの人材紹介会社SDS
人材・雇用トレンドニュースレター

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どうぞお気軽に 9672-0104 もしくは terunuma@sds-singapore.com  照沼まで。

 

国内雇用水準、過去最高に

SDS

平均給与額S$2,500、定年後の延長雇用ガイドラインは来年から導入

今月1日、当地主要新聞ストレーツ・タイムズ紙の一面トップを飾ったのは、「国内雇用水準が過去最高を記録」の記事。今年6月の時点での雇用関連データ、国内労働報告書(the Singapore Workforce 2010)にて、シンガポール市民とPR市民の平均給与額がS$2,500を記録したことが発表されていて、集計開始した1991年からの記録で過去最高。昨年データS$2,420と比較して、3.3%の増加だ。シンガポール政府は、10年後の2020年までに平均給与額をS$3,100まで引き上げたい、とのことだ。ちなみに、今年6月時点の国内総労働人口(シンガポール市民+PR)は205万人。

また、同日紙面では、シンガポール国内雇用の主要な役割の担っている公的機関での被雇用者が、定年の62才から、さらに3年、つまり65歳まで継続雇用選択ができるガイドラインを来年7月から導入することが伝えられている。

この定年後の雇用継続の動きについては次のようなコメントが寄せられていた。

例えば、シンガポール教員ユニオン委員長のマイク・ティルマン氏。「我が国にとって良い動き。高齢者の割合が増加しつつある中で、継続再雇用はまさに必要そのもの」

シンガポール中国商工会議所会長のテオ・ション・セン氏は「グローバルビジネス環境が不透明な現在、定年後の継続雇用はSME(中小企業)にとっては、体制的に難しいのでは」と懸念を表明。

さて、今週の15日には、第3四半期の失業率が公表された。全体失業率は2.1%(住民失業率:3.1%)。25週間以上に渡って求職状態である「長期間失業率」は、今年9月時点で0.5%の改善が見られたが、第3四半期の新規雇用件数は2万500件にとどまり、第1四半期の3万6,500件と比較して伸び悩んでいる事がわかる。

12月もいよいよ中盤、今年一年を改めて振り返る時分となった。リーマンショック以降、シンガポールが世界最速の経済回復を見せ、前年比15%のGDP伸び率を記録したことは、当地シンガポール人の誇りとなっている。政府は、これから新たに迎える一年の経済は、「緩やかな成長」と表現していて、シビアに構えてゆく必要があろう。

日本人及び日本語スピーカーの人材をお探しの際は、是非SDSまでお気軽にご相談ください。

SDS照沼からのひとこと

SDS Terunuma

先月末で家の契約が切れて引っ越しました。
工事現場の横ではあるのは分かっていたのですが、昼間はほとんど 自宅にいないから大丈夫、と思いきや土日も含む24時間の 突貫工事でした・・・。
シンガポールは新しいビル、コンド、地下鉄、道路建設と、いたるところで 工事が発生します。
引越しの際は、それらにも注意されることをお勧めします。

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