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30 Nov 2010
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「つぶやき発言社会」到来と帰属意識個人をどう集約し、企業へのロイヤリティを高めるのか
先回(Vol.25)ニュースレター『シンガポール求職者46%の履歴書に偽経歴』は、ページへのアクセス数が異常なほどに高かった。 隔週発行している本ニュースレターは、実際にお顔を拝見する都度、ご意見いただいたり、またはご丁寧にメールでフィードバックや「こういった事柄を取り上げてほしい」とリクエストいただいたりしていたが、今回のように、ツイッターという媒体で、「企業」の名を持たない形で、ある程度特定が可能な複数の個人からの大きな反響をいただいたのは初めて。 「企業の名をあえてつけない特定個人が自由に発言」する事象は新しいトレンドであるように感じた。 そんな折、今月20日発行のグローバルビジネス誌「The Economist」では、今日の日本を14ページに渡って分析するスペシャルリポート『Into the unknown』が掲載されており、その中にこんな記述があった。 『日本人ビジネスマンは、自己紹介時にはまず所属企業を宣言してから自分の名前を名乗る』。(○○社の△△です、という具合に)。『つまり、日本社会では、自分が何をやっているかではなくて、誰のもとで働いているかで自己を定義している。このロイヤリティこそが、過去長い間に渡って日本で勤勉で生産性の高い就労スタイルを築きあげてきた源流だ』。 一方、当地にてシンガポール現地企業や、日系を除く外資企業に挨拶に行くと、皆たいていこんな挨拶だ。 さて、ツイッターでの個人発言に戻る。日本の労働者の3分の1が「非正規雇用」スタイルで就労している目下、所属企業とのロイヤリティは以前ほどに強くはなくなり、「個人」を前に出した挨拶や発言は今後さらに多くなるのかもしれない、と思う。そのときに企業は、どのように「個」を集約してゆくのだろうか。 また一方のシンガポールは、国として「生産性の効率化」を今後の経済課題にあげているのだが、既存の「個」を前面に押し出すスタイルでどう展開してゆくのか。 個人的に気になっているもろもろの事柄を、今回はニュースレターでつぶやいてみました。 データ資料 以下は、各国の2010年第3四半期GDP伸び率発表。(前期比プラスは日本、アメリカ、ユーロ圏) ・シンガポール(今月18日発表):前期比マイナス18.7%(予想-17.0%)、前年比プラス10.6%(予想+11.0%) タイ:前期比マイナス0.2%(予想-0.4%)、前年比プラス6.7%(予想+6.6%) ・マレーシア:前年比プラス5.3%(予想+5.8%) ・フィリピン:前期比マイナス0.5%(予想+0.9%)、前年比プラス6.5%(予想+6.8%) ・ユーロ圏:前期比プラス0.4%、前年比プラス1.9% ・アメリカ:前期比プラス2.5%(速報値+2.0%から改訂、予想+2.4%) ・日本:前期比プラス0.9%、前年比プラス3.9% 日本人及び日本語スピーカーの人材をお探しの際は、是非SDSまでお気軽にご相談ください。
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