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28 Oct 2010
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日本発「新・珍」外国人採用速報と雇用ホットシティ世界ランキング-香港2位、シンガポール3位、東京4位- 「日本政府、外国人約100人の採用で国内観光サービス改善へ」(10月19日ロイターニュース)。 つい先週、いささかの驚きとともに、こんな速報がブラストメール(一斉発信メール)で仲間内を行き交った。 日本は、中国語スピーカーの観光客数が今年は150万人に達する見込みで、長年観光向け外国語の代表格だった英語に加え、中国語、韓国語を話す観光客を対象に、国内観光をより満足してもらい、より多くのマネーを落としてもらうよう促進するのが狙いの本プロジェクト。 これまで各自治体がそれぞれに試行錯誤で積み上げてきた外国人対象の観光サービス業にプラスして、日本政府が国として外国人を一括採用し、アイデアを具体的に取り上げ適用していくというプロジェクト、トップダウンとボトムアップの相乗効果はいかに?それよりも何よりも、日本政府が採用した何十人もの外国人部隊とそのアイデアをうまく活用できるのか?組織構成は?彼らの頭から飛び出すアイデアは現実的なものか? 頭の中に飛び交う「?」は無数だが、準備を整えた上でのプロジェクトであろうし、虎穴に入らずんば虎子を得ず、何事もやってみないとわからない。 「観光業」としての側面からも、「雇用」としての切り口からも、冒険的な試みに話題性があり、世界の注目を集めているようである。来年3月にサマリーが取り纏められるという次のアップデート情報に首を長くして待つばかりだ。 同じく世界の注目と言えば、今月初めのGlobal Financial Centers Index (GFCI)で、世界の雇用ホットスポット(シティ)ランキングが発表された。 1)人的資源、2)ビジネス環境、3)マーケットアクセス、4)インフラ、5)競合度、のトータル五つのキー指標から60に及ぶ質問を、オンライン調査形式にて26,629の金融センタの評価により実施。この調査結果を英シンクタンクのZ/Yenグループが取りまとめた。 一般的ファクタである、物価や生活の質、経済情勢の指標の他に、「人的資源」の指標については、技術者の労働人口、労働市場のフレキシビリティ、ビジネス教育とスキルセットの品質に注目。「ビジネス環境」指標では、法人税、汚職レベル、経済の自由度とビジネス持続にあたる困難度などの観点から総合的に評価。「マーケットアクセス」指標は、財産や債権の公正度と取引ボリュームや価値を、「インフラ」指標は、そのシティにおける土地・物件価格を重視している。 今回の調査結果では、「世界の雇用トップ10ファイナンススポット」にアジア域内4都市(香港3位、シンガポール4位、東京5位、上海6位)がランクイン。アジア都市の大奮闘ぶりは、2007年3月に本調査を開始して以来のはじめてのことで、特にアジア・パシフィック域内の金融ファイナンス業界の拡張に伴う雇用増加の勢いが背景にあるようだ。 中国が2桁成長のGDP伸び率を見せ、世界経済の成長の約7.9%を担っている現在、アジアへの注目度はこれまでにないほど熱くなってきている。今回の調査にて第3位にランクインしたシンガポール。今後も雇用市場の動向から目が離せない。 日本人及び日本語スピーカーの人材をお探しの際は、是非SDSまでお気軽にご相談ください。
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