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04 Oct 2010
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どうぞお気軽に 9672-0104 もしくは terunuma@sds-singapore.com 照沼まで。 |
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目指すはアジアの人材資源国家-ヒューマン・キャピタル・サミット2010から- シンガポール人材開発省(MOM)と労働力開発局(WDA)が主催する「ヒューマン・キャピタル・サミット2010」-アジアの人材戦略。復興と成長の波に乗り遅れるな-(http://www.singaporehcsummit.com/)が、9月29日・30日の二日間RWS(リゾートワールドセントーサ)で開催された。 「人材」は、もはや生産能力を支えるメインファクタとしての位置づけではなく、経済成長へのドライブファクタである、としてこれまでの「労働機会」を提供する国家から、「人的資源」を保有する国家として戦略的に転換をはかることを提案し、著名なプレゼンテーターらが非常に興味深いレクチャをおこなった。 『シンガポールのように人口も少ない小さな国が、一体全体どうしたら人的資源のハブ国家となりうるのか?』と切り出しは質問からはじまり、シンガポールが人材の宝庫となるためのイニシアチブを次のように列挙した。(9月29日ビジネスタイムズ紙より) 1)人材を魅了するブリッジ『コンタクトシンガポール』 政府系エージェント、コンタクトシンガポール(www.contactsingapore.sg)の海外オフィスの新設。外国人及び在外シンガポール人向けにシンガポールで働き、投資し、生活するためのブリッジ的役割を担う。スムースにシンガポールでの生活を開始できるよう、コンタクトシンガポールを通じてのワークパス発行のストリームラインを強化。 2)教育ネットワーク及び世界のリーディング企業とのリンク シンガポールの誇る英才教育システムで世界のトップクラス学生を魅了し、高いブランド力で留学、ひいては引き続き当地で就業してシンガポール経済発展のための一員として滞在してもらう。同時に、すでに高い人材能力を引き出す人材プログラムを実施している、グローバルリーディング企業とパートナーシップを組み、当地からアジア全域に向け、リーダーシップやマネジメント力など人材開発プログラムを実施してもらう。 3)HR部門主導で研究力、思考力、実践的リーダーシップ力の開発に注力 4)国際競争力を高めるための個人の能力強化を促進 マサチューセッツ工科大学と提携した大学の新設やポリテクニック校への学位をともなう新規プログラムの導入など。学生のみならず一般就業者もプログラム受講の対象とし、シンガポール全体の競争力強化のために、ファーストクラスの「継続教育マスタープラン(CET)」を展開する。 アジア域内及び主要国の失業率アップデートシンガポール(2010年第2四半期): 2.2%-2010年4月~6月間に創出された雇用機会数は24,900。高い経済成長のおかげで、この1年の雇用機会数は前年と比較し73%の増加。失業率は2.2%。シンガポール人材開発省(MOM)によれば、長期間失業者数は前期と比較して改善されたとのことだ。 台湾(2010年8月): 5.17%-7月比較で0.03%、前年比較では0.96%の減少。台湾の行政院経済建設委員会(CEPD)によれば、政府は8月までに11万5000件の雇用を創出し、さらに今月には新たに7万件の雇用捻出を予定。 マレーシア(2010年7月): 3.3%-前月の3.7%から0.4ポイントの減少。 香港(2010年第3四半期): 4.2%-今年の第2四半期と比較して0.1%の減少。失業率の減少は、アート、エンタメ、健康関連、広告、建築外装・修理などのセクタに見られた。 日本(2010年7月): 5.2%-総務省によれば、過去6ヶ月で初めての減少傾向が見られたとのこと。 米国(2010年8月): 9.6%-前月の9.5%から0.1ポイントの上昇。 トルコ(2010年上半期): 12%-前年の14%から2ポイントの減少。 日本人及び日本語スピーカーの人材をお探しの際は、是非SDSまでお気軽にご相談ください。
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SDS照沼からのひとことF1を観に行ってきました。
相変わらずの迫力でした。 SDS会社概要はこちら |
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