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24 Jun 2010
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シンガポール経済好調による日本人駐在員の増加(今月18日付The Straits Times紙より記事抜粋) ここ2、3ヶ月でシンガポール日本人会の個人会員数が急激に伸びているらしい。今年3月には4,431人を記録し、これは1980年以来の最高記録だという。(ちなみに3年前の2007年は4,078人だった)。この数には法人会員に付随する家族会員は含まれないものの、「推定で1万2千人のシンガポール在住日本人が日本人会の活動に関与してくれており、この数はシンガポールにおける日本人総数の半数近くにのぼる人数だ」と補足するのは、1987年以来日本人会事務局長を務める杉野氏。 日本人会会員数の顕著な伸びを示すトレンドは、ちょうど1年前の動きと正反対になるそうだ。リーマンショックに起因するグローバル経済打撃で、昨年は多くの日本人駐在員とその家族が日本へ帰国し、法人会員を中心に日本人会会員数は激減した。 が、ご存じの通り、シンガポール経済の回復は驚くほどに速く、その経済成長の伸びが海外資本家を強く魅了し、数多くの企業が地域統轄本部などをここシンガポールに設置。いったんは引き戻した駐在員を改めてシンガポールに送り込むなど、日系企業のシンガポールでの動きが改めて際立ってきている。 杉野氏によれば、特にこの2、3ヶ月の日本人駐在員の増加は著しく、従って日本人会会員数もうなぎのぼり。この背景として「法人税をかなり低くおさえるなど、シンガポール政府の生み出した多くのインセンティブが日系企業を強く魅了し、シンガポール進出及び地域統轄本部のシンガポール設立の後押しをしている」ことが、プル・ファクタとして大きく作用しているようだ。(2009年12月発行のSDSニュースレターVol.3を参照) JCCI(シンガポール日本商工会議所)事務局長の東氏も、ヤマト・アジア(ヤマト運輸)社やニホン・エキスプレス(日本通運)社がシンガポールに物流サービスの拠点をシンガポールに展開したことや、パナソニック社の研究開発機関が先月より当地にて稼動しはじめたことなど、具体的に紹介している。 さらに、日系IT企業NECアジア・パシフィック社の地域人事マネージャーの中島氏も、彼のオフィスが新規日本人採用数を増やしたことと、それから、シンガポール全体で2年前より明らかに日本人の駐在機会が上昇していることにふれている。 当地での事業展開を足がかりに、シンガポール好景気の恩恵を受けたグローバル視野でのビジネス成長。これが日系企業を含む当地外資系企業のターゲットとするところだ。 シンガポールの在住日本人人口の再増加に伴い、小売業のビジネス拡張も著しい。ご存じ、リャン・コートは、日本人に人気のショッピングモールのひとつだが、来月新たに「日本」をテーマとしたフードコートをオープン予定(by Kopitiamグループ)。リャン・コートを運営するアジアモール社のGM、ステファニー・ホー氏によれば、リャン・コートで実施する販促企画への日本人参加数は上昇しており、買い物客数も増加、月平均で60万人のが記録されるようになったとのこと。テナントも売上増加に伴い、売り場面積拡大ををすでに実施しているという。 ファッションから食べ物、化粧品から薬品まで、日本文化・製品は広くシンガポールに浸透している。増加する日本人駐在員とその家族の求める日本スタイルに応えるべく、同時に、ローカルの人々の日本文化への情熱はさらに加速のチャンスがあり、日本・日系企業のビジネスチャンスはまだまだ可能性を秘めているようだ。 「アジア域内生活コストの高い都市」調査結果 2010(http://www.todayonline.com/より) 日本人及び日本語スピーカーの人材をお探しの際は、是非SDSまでお気軽にご相談ください。
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SDS照沼からのひとことオランダに0-1で負けてしまいました。
1点の失点で良しとするところでしょうか。 SDS会社概要はこちら |
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