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10 Feb 2010
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THE BIG SHIFT2010年度シンガポール予算発表に向けて 街中が赤やオレンジに染まり、旧正月まであと数日となった。この頃、旧正月中の予定と同じくらい国民の関心が高まるのは、シンガポール政府による 「Budget」(2010年度予算案)発表だ。所得税、法人税は上がるのか、下がるのか。国民への「ボーナス」支給はあるのかどうか。企業支援策、雇用保護 対策、云々。 これに先駆け、今月2日に現地新聞ストレーツ・タイムズ紙に、政府経済戦略委員会(ESC:The Economic Strategies Committee、昨年5月に特別構成さ れた政府機関)による今後の長期ビジョンが発表された。少なくとも私には「こう来たか」と革新的な国策案に驚ろかされたし、周りのシンガポール人らも結構意 表をつかれたようだ。 「THE BIG SHIFT」とのサマリーのもと、「深刻な不況危機を乗り越え、シンガポールは今がまさにギアアップへの最適なタイミングだ」と、25人のメンバーか ら構成されるESCの46ページに及ぶレポートは、主要具体案を次のように呈している。 1)新環境クリーン・エネルギーとしての原子力の活用 レポートの締めでは、他にない独特なグローバル・シティを目指し、多様な才能を持つ人々にとっての文化キャピタルとしてシンガポールの位置づけを図るこ とを提案している。
「多様な才能」と言えば、シンガポールは、才能だけなく、多様な人種・文化の集合体国家である。 公平な雇用を促進する目的で4年前に組織された政府系機関TAFEP(The Tripartite for Fair Employment Practices)によれば、昨年のシンガポール現地 求人広告をモニタリングした結果、人種や性別などの記述が含まれたものは1%のみで、ちょうど4年前の19.7%と比較して大きな改善がなされたとのことで ある。 多民族国家として、「制限」でコントロールするのではなく、より多くの人に門戸を開き、就業の機会を与える。飛躍的かもしれないが、こうした姿勢こそが、 より多くの才能の開花へとつながり、だからこそ我々日本人を含め、多くの人々がいわゆるアメリカン・ドリーム的なものを求めるようにシンガポールにやっ てくるのかもしれない。
ESCによる「地下スペースの開発」提案などは、まるで近未来の地底都市物語のようで、いやはや、シンガポールという国は、今後もますますイノベーティブ
な方向へと舵をとろうとしているようだ。
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SDS照沼からのひとこといよいよ中国旧正月がやってまいります。 日本の正月と比べ、干支を強くアピールする印象を受けますが、 そのためか、シンガポール人、特に華人系の方と日本人は、 干支という1つの文化を共有している、とも強く感じます。 旧正月の装飾『寅』 SDS会社概要はこちら |
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