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28 Jan 2010
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2010年第1四半期雇用計画調査の結果は?ハドソン・レポート(シンガポール)から 期待と希望に満ちた注目のニュースとして、シンガポール観光
業界待望の『さらなる活性化への大起爆剤』こと、シンガポール総合リゾート施
設の一部開業が伝えられている。 さて、1月22日地元新聞ストレーツ・タイムズ紙面トップには、2010年第1四半
期(1月~3月)雇用予測ハドソンレポートの調査結果が掲載された。 2009年第4四半期では、シンガポール主要産業界600人経営幹部を対象に
調査が行われ、雇用拡大計画を打ち出している企業は、34%であったのに対
し、今回の2010年第1四半期調査では、400人以上のエグゼクティブを対象に
実施され、51%とさらに上昇していることがわかった。対前期伸び率は、ハドソン
・リポートが1998年に開始して以来、実に11年間で最高の数値。また、昨年
第1四半期調査結果の23%と比較すると、2倍以上の伸びていることになる。 産業界別には、トップが銀行・金融サービスで69%(前期43%)。中でも、プラ イベート・バンクや企業ファイナンス、金融取引分野が前向きな回答を示してい る。続いて、IT/通信が60%(前期36%)。金融業界でのプロジェクト数が増え ていることから、金融ITスペシャリストに対する需要が大きい。前期と比較して、 驚くべき結果を見せたのが、メディア・PR・広告業界の46%(前期18%)で、人 員削減を計画していない唯一のセクタとのことだ。医療・生命科学は、前期と 変わらず44%(前期44%)。 安直に今回の調査からシンガポール雇用市場の良好性が期待できそうだが、 ハドソン社ゲーム氏は、『2006年、2007年と比較してみれば、当地の労働市場 はまだ、回復段階だ』と慎重な姿勢を見せる。タワー・ワトソン社コンサルティン グ・リーダーのケビン・オン氏も、『これらのポジティブな数値結果は、昨年の雇用 計画が低かったことに起因する。また、ハドソン調査はシンガポールのマルチ・ナ ショナル企業をメインとして実施されるため、中小企業に着目すれば、回復はま だまだこれからと言えるだろう』と強調する。 もちろん、シンガポール雇用市況の好調な予測を安易に鵜呑みにするわけでは ないが、喜ばしい結果であることには変わりはない。かのヘレン・ケラーの有名な 言葉、『希望、そして確信が無ければ、何事もなし得ることはできない。 (Nothing can be done without hope or confidence)』をここに引用し、2010年の 雇用・労働市場のさらなる回復に大きく期待を寄せたい。
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SDS照沼からのひとこと2009年は桜島の噴火回数が500回を超え、観測史上最多記録だそうです。 桜島 錦江湾フェリー上より 先日シンガポールでも映画が上映された『日本沈没』 という小説を今読んでいますが、途方もない自然界の時間的、 物理的な圧倒的スケールを前に、己の小ささを感じられずにはいられません。 それは分かっていながらも、時に1、2分の単位で時間を気にして仕事をし、 応援している関取が勝ったとか負けたとかで、一喜一憂している日々であります 。 SDS会社概要はこちら |
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